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FreeSyncとDisplayHDR 400に対応!

5万円台で買えるHDR対応27インチ液晶ディスプレー「XV272UPbmiiprzx」がいい感じ

2019年06月26日 10時00分更新

文● 宮崎真一 編集●ジサトライッペイ

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日本エイサーの27インチ液晶ディスプレー「XV272UPbmiiprzx」。実売価格は5万7000円前後。

 現在、液晶ディスプレーや液晶テレビなどの市場における「HDR」の注目度は高い。HDRは明るさの幅を広げることによって、映像における明暗それぞれの階調を表現し、より自然でリアルな描写ができるからだ。

 液晶ディスプレーにおいては、「DisplayHDR」というHDR規格が策定されている。今回紹介する日本エイサーの「XV272UPbmiiprzx」は、その中でもベーシックにあたる「DisplayHDR 400」に対応した製品となる。では、どのような特徴を備えているのか詳しく見ていこう。

DisplayHDR 400に対応したHDRモードを搭載
目の疲れを抑える機能が盛りだくさん

 XV272UPbmiiprzxは日本エイサーのゲーミングブランド「NITRO」のXV2シリーズに属する27インチ液晶ディスプレーだ。その外観から見ていくと、フレームも台座も黒でまとめられ、落ち着いた印象。実測でわずか7㎜ほどと非常に薄いフレームを採用している点が特徴的で、これなら複数枚並べた際に画面の継ぎ目があまり気にならないだろう。マルチディスプレーを構成する際の大きなアドバンテージと言える。

「ゼロフレームデザイン」と呼ばれるフレームが薄いデザインを採用。それゆえ、かなりスタイリッシュな見栄えだ。

 最大120mmの高さ調整機能を備え、高さを401~521mmに変更できるほか、上20度下5度のチルト機能や、360度のスイベル機能を有しており、液晶パネルの細かな位置調節が可能だ。また、時計回りと反時計回りともに90度のピボット機能も用意されており、縦長の画像やファイルを表示する際も重宝する。

時計回りと反時計回り両対応のピボット機能は、背面のこのスタンドで実現している。2ヵ所のツメをパチリとはめるだけの簡単な装着機構だが、しっかりと固定できる。

 液晶パネルは27インチのIPS方式で、非光沢のノングレアタイプを採用。解像度はWQHD(2560×1440ドット)まで対応する。輝度は標準350cd/㎡だが、OSDからHDR 400モードを選択すると、DisplayHDR 400の仕様通りの400cd/㎡まで向上する。

 また、コントラストは1000:1だが、ACMを利用すると1億:1まで上昇し、実際に画面を見てみるとかなり明るめの印象。それゆえ、動画や画像などはクッキリと表示され、明暗が映えるように見受けられた。なお、IPS方式の製品らしく視野角は水平と垂直ともに178度とかなり広め。横から覗き込んでも色ムラはまったくない。

HDRの設定はOSDメニューの「画質調整」の「HDR」にある。「HDR 400」を選択することで、DisplayHDR 400動作モードになる。

 応答速度はゲーミング向けモデルらしく1msと高速で、リフレッシュレートは144Hzに対応する。さらに、AMDのディスプレー同期技術「FreeSync」もサポートしており、TPSやFPSといったeスポーツ向けのゲームを高いフレームレートでプレイするといった用途に適している。そのほか、OSDには「アクション」、「レース」、「スポーツ」とプレイするゲームのジャンルに合わせた動作モードが用意されている点も魅力的だ。

ゲームのジャンルや用途に合わせた設定をまとめたプリセットとも言える「GameView」モードを搭載。

 映像入力インターフェースはDisplayPort 1.2が1つに、HDMI 2.0が2つという構成。さらに、ピクチャー・イン・ピクチャー(PIP)及びピクチャー・バイ・ピクチャー(PBP)機能により、これらのインターフェースのうち2つを用いて、2画面同時表示が可能だ。

 そのほか、USB 3.0端子を背面2つと左側面2つの計4つ備え、マウスやキーボードも接続できる。また、2W+2Wのステレオスピーカーを搭載し、ヘッドフォン端子も用意されている。

背面に用意された各種インターフェース。左からHDMI 2.0×2、DisplayPort 1.2、ヘッドフォン端子、USB 3.0端子×2という構成だ。
さらに左側面にUSB 3.0端子を2つ搭載。アクセスしやすく使い勝手は良好だ。

 液晶パネル右側の裏面には、OSD操作用のボタンとスティックボタンを備える。右側から簡単にアクセスできるため操作性は良好だ。また、ブルーライトを低減する「ブルーライトシールド」や、チラつきを抑える「フリッカーレス」、明るさを自動調整する「ローディミング機能」といった、“目の疲れ”を軽減するための機能が盛りだくさんだ。

 さらに、黒の強弱を調整できる「ブラックブースト」という機能も用意されている。いずれの機能もOSDから設定を変更できるほか、画面中央に照準点を表示するゲーミングモデルらしい機能も搭載していた。

背面に用意されたOSD操作用のスティックボタンと4つのボタン。なお、一番の上のボタンは電源投入用だ。

価格は実売で5万7000円前後
スペックを考えるとかなりお買い得

 XV272UPbmiiprzxの価格は実売で5万7000円ほどと、応答速度やリフレッシュレート144Hz対応などのスペックを踏まえるとだいぶリーズナブルだ。ゲームでもHDRに対応したタイトルが増える中、やはりその美麗な映像を表示させるためには、しっかりとHDRに対応した液晶ディスプレーを選びたい。DisplayHDR 400に対応したXV272UPbmiiprzxであれば、HDR 10に対応したコンテンツや映像もキレイに表示することができrる。価格と仕様のバランスを考慮すると、このXV272UPbmiiprzxはかなりお買い得な製品と言える。

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