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セイコーマート「ジンギスカン風」のカップ焼そばは納得の味

2019年06月10日 17時00分更新

文● 四本淑三

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逆鱗に触れたペヤングとセブン-イレブン(妄想)

 さて、ここからは私の勝手な妄想だが、この製品の発端は、今年の年明けにまるか食品が発売したペヤング「やきそば北海道ジンギスカン風」にあるのではないか。

 まるか食品は道内では卸売の販路を持たないため、関東圏のような知名度はない。たまに「激辛 MAX END」のような話題性の高い商品をセブン-イレブンで見かける程度だが、このジンギスカン風焼きそばも道内のセブンに並んだ。

 これがセコマの逆鱗に触れたのだ。てめえらオレたちの縄張りで勝手にやってんじゃねえ、と。しかもジンギスカンとはなにごとだ、と。俺たちのソウルフードなめんなよ、と。東洋水産にしても、焼そば弁当にジンギスカン味をラインナップしていないから、なんらかの手当てが必要なはずだ。

 ならば芽のうちに潰しておこうということで両社の利害関係が一致し、急ピッチで企画開発が始まり、阿吽の呼吸により、半年もしないうちに製品化にこぎつけたのだ。

 以上、妄想終わり。多分9割も合っていないはずだが、こんなこともあろうかと、すでに店頭から消えてしまったペヤングのジンギスカン焼きそばをキープしておいたのだ。

 ペヤングは徹底して羊にこだわった内容だった。嫌いな人は嫌いなはずの臭みも含め、匂いは完全に羊肉のそれ。しかし口に入れてみるとそれは肉ではなく、むにゃむにゃしたインスタント麺の歯ごたえしかしないという、なにかVRのような、人心を混乱させる食べ物だった。

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