Core i7&GTX 1050、NVMe対応SSDで作業が快適!
狭額ベゼルでカッコイイ15.6型ノートPCが写真編集にいいぞ!
6コア/12スレッドCPUとGeForce GTX 1050で基本性能は高め!
今回試用したモデルは「DAIV-NG5510H1-M2SH5」。製品ラインアップ上では、一番ハイスペックなモデルだ。CPUはCore i7-8750H、GPUにGeForce GTX1050、無線LANには最大1.73Gbpsの転送に対応したインテルWireless-AC 9560を採用と、ここまでは基本構成でNG5510シリーズ共通になっている。以下の構成はラインアップで変わってくるがDAIV-NG5510H1-M2SH5にはメモリーが32GB(16GBx2枚でデュアルチャネル)、ストレージは起動ドライブにM.2接続の512GB SSD、データストレージ用に1TB HDDが搭載されている。起動ドライブの512GB SSDは高速なNVMeに対応している。この構成でどれくらいの性能なのか、各種ベンチマークテストで確認をしてみた。
まずは一般的なベンチマークソフトのPCMark 10と、CINEBENCH R15、そして最近アップデートされたCINEBENCH R20でそれぞれ測定してみた。ノート用の低消費電力型とはいえ、さすがは第8世代といえるかなりの高性能を発揮した。
従来の低消費電力型のハイエンド向けCPUだった第7世代(KabyLake)のCore i7-7700HQは4コア/8スレッド、ベースクロックが2.80GHz、ターボブースト時には3.80GHz、キャッシュ6GBだったが、第8世代(CoffeeLake世代)Core i7-8750Hでは6コア/12スレッドになっていて、ベースクロックは2.20GHzと下がってはいるものの、ターボ・ブースト時の最大クロックは4.10GHzと大幅に向上している。
またキャッシュも9MBと物理コア数、スレッド数と同じく1.5倍になっているのは大きいだろう。なおCPU内蔵GPUもインテル HD グラフィックス 630からインテル UHD グラフィックス 630へと進化している。これだけのスペックアップをしながらもTDPは45Wと変わっていない。
単純にスコアを見ると、前世代のCore i7-7700HQよりも約1.5倍強、スコアが上昇している。驚くのは同じ第7世代のデスクトップ向けであるCore i7-7700Kと同等のスコアが出ていることだ。第8世代のCoreプロセッサーはどれも性能向上が著しいが、上位モデルであるCore i7でも同様の性能アップがあるのは単純にすごいといえよう。PCMark 10の詳細を見ると「Video Score」が3546、「Digital Content Creation」が4522と実は若干低めな傾向があるが、これはGPUの性能がCPUに比べて少し低いせいだと思われる。
クリエイター向けのノートパソコンではあるが、まったく仕事しかしないということもないだろうし、3D系の作業をする人もいるだろう。そこで、3D系の性能を測るためにゲームのベンチマークテストも実施してみた。
まずは、「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」をチェック。動作設定はインストールしてそのまま変更なしで実行した。解像度は1280x720ドットのウィンドウ表示。画質もデフォルトの「高品質」で測定している。
FFXIVより負荷の高い「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」も計測。こちらも動作時の設定はデフォルトの状態で、解像度は1920x1080ピクセルでウィンドウ表示になっている。画質は標準品質。FFXVになるとかなり負荷が高くなっているようだが、設定を少し軽めにしたり、解像度を落とせば十分に遊べそうではある。
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