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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第296回

ベテラン社員も覚えておこう

新入社員が覚えておきたいパソコンやITの基本のキホン

2019年05月18日 12時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●ASCII編集部

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無防備なSNS投稿は簡単に一瞬で自分や家族の人生を狂わせる

 SNSに馬鹿なことを投稿し、炎上した人を見たことはあるだろう。驚くべきことに、そんな人を笑っている人が、ある日炎上する投稿をしてしまう。今年だけでも、飲食店の店員が食材をごみ箱に入れて遊んだり、コンビニの店員が商品を直接口に入れたり、高校生が教師を挑発して怒らせる動画を投稿して炎上している。

 仲間内で見てもらいたいだけだった、そこまで広まるとは思ってなかった、これぐらいは大丈夫だと判断した、などいろいろ言い訳はあるが、炎上すると家族や会社に大迷惑をかけてしまう。退職するだけでは済まず、訴訟を起こされたり、警察沙汰になってしまうこともある。

 SNSをやっていれば、過去のすべての投稿を掘り返されて、あら探しがはじまる。つながっている友達の投稿もチェックされ、突っ込みどころがあれば友人まで炎上する。そして、一度広まってしまうと、ネットの情報は回収が不可能になる。その後、就職したり結婚したりするときに、相手が検索してしまうと支障が出てくることは予想できるだろう。

 学生ノリではなく、きちんと判断してもの申したい、と投稿したことも感覚がずれていると炎上する。リスクを背負って覚悟の投稿ならもちろんいいのだが、炎上が嫌なら人を攻撃したり、差別的な発言はしない方がいい。使っていないSNSアカウントに黒歴史があるようであれば、今のうちに退会して消去しておくことをオススメする。

法律やモラルに反する発言は、せめてSNSには投稿しないようにしよう ※画像はイメージです

 本来であれば、企業側が完璧なレクチャーを行ない、わかりやすいマニュアルを用意し、大きなコストをかけてシステムを整備すればこのようなことは面倒は減る。実際に、シャドーITが不要なほどBtoB SaaSを活用している企業もあるし、日本語を解析して炎上したり情報が漏洩するような投稿を検出できるシステムも販売されている。

 だが、そうそう恵まれた環境で働けるとは限らない。上記のことは、上の世代にとっては当たり前のこと。郷に入っては郷に従えというわけではないが、トラブルも回避できるので、ITのキホンくらいは押さえておくことをオススメする。

筆者紹介─柳谷智宣

著者近影 柳谷智宣

1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。パソコンやIT関連の媒体で、特集や連載、単行本を多数手がける。PC歴は四半世紀を超え、デビューはX1C(シャープ)から。メインPCは自作、スマホはiPhone+Xperia、ノートはSurface Pro3とMacbook Air。著書に「銀座のバーがウイスキーを70円で売れるワケ」(日経BP社)、「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)など。筋金入りのバーホッパーで夜ごとバーをハシゴしている。好きが高じて、「原価BAR」を共同経営。現在、五反田・赤坂見附・銀座で営業中。


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