持ち上げやすさにもこだわりを感じる
令和最初の筆者のイチオシアイテム
唯一の懸念は、真っ白な紙に真っ黒な濃い鉛筆で描いたイメージにはならず、商品の技術特性からどうしてもライトグレーの磁性シートに濃いグレーの筆記線になることだ。本物の紙と鉛筆による筆記とは明らかに異なる、この緩いコントラストに納得できるかどうかが商品採択の分岐点だろう。
クリーンノート「Kaite」はハードウェア的にも極めてスッキリしたデザインとカラーリングが素晴らしいステーショナリー商品だ。厚さ3mm強のKaiteを机の上に置いた時も、リーガルパッド用紙1冊ぶんよりまだ薄いイメージだ。
カラーも形状も、しなやかなデザインを前面に押し出したKaiteだが、時にフラットなテーブルに置いた場合は、密着度が高く持ち上げにくい時がある。だが、Kaiteの上辺の左右の角は斜めにカットされており、極めて容易に持ち上げることが可能だ。小さなカットにもメーカーの開発姿勢が見える良品だ。紙も鉛筆も消しゴムもバッテリーも、塵や埃やゴミを一切出すことのないクリーンノート「Kaite」は令和最初の筆者“イチオシ”アイテムだ。
今回の衝動買い
アイテム:プラス
「クリーンノート Kaite (無地・方眼)」
・購入:ヨドバシ.com
・価格:
A4サイズ:4200円
B5サイズ:3600円
T教授
日本IBM社でThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。
訂正とお詫び:初出時、記事中の製品リンクに誤りがありました。お詫びして訂正いたします。(2019年5月10日)

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