TEIT、長崎五島にて、観光に来た外国人に対しチャットボットを利用した観光案内の実証実験を開始
TEIT inc.
機械学習利用のコンサルティングサービスなどを行う株式会社TEIT(ティート、英 : TEIT inc.)は2019年4月25日から、外国人観光客向けチャットボットサービスHanna(ハナ)を利用した観光案内の実証実験を長崎県五島市にて行います。
機械学習利用のコンサルティングサービスなどを行う株式会社TEIT(ティート、英 : TEIT inc.)は2019年4月25日から、外国人観光客向けチャットボット(※1)サービスHanna(ハナ)を利用した観光案内の実証実験を長崎県五島市にて行います。
今回の実証実験では
五島の外国人観光客を増やす
外国人観光客の満足度を上げる
外国人観光客の消費額を増やす
というミッションに目標を定め、目標を達成するためにHannaを活用します。
具体的な活用は下記のようなフェーズで行います。
Hannaのデータベースに五島の観光スポット・飲食店などの情報をインストールし、外国人観光客の質問に対してレコメンド
観光スポットや飲食店だけではなく、釣りやシュノーケリング、遺産巡りなど現地アクティビティのレコメンド
英語だけではなく、中国語・韓国語での対応
実証実験のメインはHannaを活用した旅行中のサポートとなりますが、観光客を増やすためのPR施策や、消費額を増やすためのアクティビティの開発などを行なっていきます。
利用を促す方法
空港やフェリー乗り場などの観光案内所でアプリインストールを促し、使い方の説明を行います。
観光客の満足度については、アプリを使っていない状態と比較はできないため、絶対的にアプリを使ったことによりどれだけ快適だったかどうかを測ります。
アンケート項目例 )
今回の旅行は快適だったかどうか
Hannaの提案は良かったか
Hannaを友達や家族にも勧めたいと思ったか
...etc
アンケートの取得方法については、位置情報を利用し空港やフェリー乗り場などでフィードバックを促すようなチャットの開始を考えていますが、今後方法は変わる可能性があります。
実証実験で得られた結果については随時プレスリリースなどで公開していきます。
[Hannaについて]
外国人に対し、飲食店・ホテル・観光スポットなどをチャット形式でレコメンドするチャットボットアプリです。現在は英語のみ対応しています。
「Necessary App for travel」というビジョンで旅行時に必須のアプリケーションとなるように、改善・マーケティングをしていきます。
現在の機能は
- 飲食店・ホテル・観光スポットの紹介
- 現在地から目的地までの距離を説明
といった機能のみですが、今後は多言語対応、アクティビティの紹介、自然な会話、音声での会話などの実装を目指しています。
iOS
https://itunes.apple.com/us/app/hanna/id1437906937?ls=1&mt=8
Facebook
https://www.facebook.com/HannaTravelapp/
サービスページ
https://hanna-travel.com/
※1 チャットボット : 通常、人間同士でチャットを行うところを人間とロボットで会話を行い、会話をするロボットやそのサービス自体をチャットボットと呼ぶ。
[会社概要]
株式会社TEIT
CEO : 濁沼広樹
創業 : 2017年8月10日
資本金 : 120万円
事業概要 : Hanna、AIコンサルティング、AI教育
ホームページ : https://teit-inc.com/
[代表経歴]
横浜国立大学を卒業後、フリーランスエンジニアを経てWEB事業会社へ入社。
その後、アドテクサービスを提供する企業のCMOとして開発から営業、マーケティングまでを行い、動画広告サービスのデータ取得から分析基盤を構築、広告配信プラットフォームとの連携システムや広告代理店向けサービス開発を担当。
その後、独立し株式会社TEITを創業。コンサルタントとして、クロスデバイスツールの営業から技術サポートなど幅広い業務を行う。
同時並行で、Hannaの開発を進める。
2019年3月JDLA DeepLearning for GENERALISTに合格。AIの社会実装を行っていく。
[お問い合わせ先]
本リリース・サービスの詳細に関するお問い合わせ
協業に関するお問い合わせ (観光・ホテル・鉄道会社など)
CEO 濁沼広樹
nigohiroki@teit-inc.com
[紹介動画]