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親なら知っておきたい人気スマホアプリの裏側と安全設定第11回

合格通知をもらった若者がTwitter、LINEで春にやっていること

新大学生は入学前にSNS経由で友だち関係が出来上がっている

2019年04月16日 09時00分更新

文● 高橋暁子 編集●アスキー編集部

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最近は、大学が始まる前から友だち作りが始まっている

「#春から○○」で同じ大学の友だち作り

 進学、進級の時期、学生たちがTwitterやLINEを駆使していることをご存知だろうか。彼らのSNSでの活動をレポートすると共に、リスクについても解説したい。

 合格通知をもらった学生たちがまずすることと言えば、新しいTwitterアカウントの作成。高校進学時にも作ることはあるが、大学進学時は特に大学用アカウント、つまり「大学垢」を作る例が非常に多い。

 新大学生たちは、「#春から早稲田」「#春から明治」など自分の進学する大学名でハッシュタグを付けてツイートする。そうすることで、同じ大学に進学する同級生にフォローされるからだ。もちろん、フォローしてくれたアカウントはフォローし返す。プロフィールに「春から○○大△△学部に進学予定」などと書いてあることも多い。

 今どきの10代は、「ぼっち」になることを非常に恐れている。それゆえ、進学したときに友だちがいる状態になるよう、進学前からSNS上で友だち作りに励むのだ。

 地元ではない大学に進学したある大学生は、「うちの学校から進学する人はあまりいなかったから不安だったけれど(SNSで友だちを作れたので)安心できた。アパートの情報とかももらえて助かった」という。進学してからも、単位の取りやすさなどの情報交換に役立ったそうだ。

 このようにメリットがある一方で、リスクもある。実際は大学生ではないユーザーが「#春から○○大」というハッシュタグを付けている例が少なくないため、安易に信用しすぎないことは大切だ。また、大学名や学部などは個人情報であり、大学教員や一般ユーザーからも投稿が見られることは忘れずにいたい。

クラスLINEで入学前に情報交換

TwitterもクラスLINEの話題で賑わっている

 続けて起きるのが、クラスのグループLINE登録だ。進学前にできていることも多く、学年のグループLINEや、クラスの男子グループLINE、女子グループLINEなどができることもある。

 クラスのグループLINEは、基本的に様々な情報交換や、連絡などに使われることが多い。たとえば「学祭の打ち上げに参加する人!」などのやり取りがされているという。参加人数が多いので投稿に気を使う、通知が多すぎるなどの話もよく聞く。

 担任教諭が参加していることもあり、そのようなグループLINEでは、「明日の持ち物は何ですか?」などのやり取りもある。

 LINEでの名前は自分で登録するため、ニックネームになっていることは多い。そのため、クラス替えになるときまで誰かわからない参加者がいたり、クラスの人数とクラスLINEの参加者数が合わないこともあるようだ。

 「ぼーっとしていたらクラスLINEに参加しそびれた。おかげでクラスの学祭打ち上げも知らされなかった」という話は少なくない。クラスの連絡事項はLINEということが多いので、参加できていなかったら、友だちに声をかけて招待してもらうほうがよさそうだ。

 今どきの高校生や大学生は、情報のやり取りやコミュニケーションにSNSを駆使している。子どもが学校やクラスでうまくやっていくために必須のツールとなっていることは、保護者も知っておくべきだろう。

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著者紹介:高橋暁子

 ITジャーナリスト。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、監修、講演などを 手がける。SNSや情報リテラシー教育に詳しい。『ソーシャルメディア中毒』(幻冬舎)、『Twitter広告運用ガイド』(翔泳社)、『できるゼロからはじめるLINE超入門』(インプレス)など著作多数。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などメディア出演も多い。公式サイトはhttp://akiakatsuki.com/、Twitterアカウントは@akiakatsuki

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