バッテリーは約8時間駆動可能
今回試したNew Inspiron 15 5000 2-in-1のプラチナモデルには、ストレージとして512GB SSD(M.2接続)が搭載されていた。PCIe 3.0が2レーンで最大転送速度が16Gbpsなので、4レーンのものに比べると半分程度のスピードになるが、それでもHDDやSATA接続のSSDなどに比べると爆速なはずだ。
そこでCrystalDiskMarkで性能をチェックしてみたところ、シーケンシャルリードが1640MB/秒前後になった。体感的にも非常に高速で、OSやアプリの起動、データアクセスなど、すべてサクサク快適だった。
最後にバッテリー性能もチェックしておこう。本機には3セル/42WHrのバッテリーが搭載されているが、駆動時間は公表されていない。そこでバッテリーベンチマークソフト「BBench」を使ってバッテリー駆動時間を計測してみた(なお、BBenchは「60秒間隔でのウェブ巡回」と「10秒間隔でのキーストローク」に設定し、満充電状態から電源が落ちるまでの時間を計っている)。
BBenchによるバッテリー駆動時間結果 | |||
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電源プラン | 電源モード | 画面の明るさ | 駆動時間 |
バランス | より良いバッテリー | 40% | 7時間48分 |
結果、約8時間の駆動が可能だった。これくらい持てば普段使いには十分すぎるといえるだろう。ACアダプターが小型で邪魔にならないのもありがたいポイントだ。
洗練されたデザインの筐体に、高性能なインテル第8世代Coreプロセッサーを搭載したNew Inspiron 15 5000 2-in-1。デルの直販サイトでは、スタンダードモデルが10万8980円(税抜)、今回試したプラチナモデルが15万980円(税抜)という価格で販売されており、コストパフォーマンスも悪くない。しかも執筆時は17%オフクーポンの適用で、それぞれ9万453円と12万5313円になっており、さらにお得感がアップしている。洗練された使い勝手のよいホームノートを探している人には、ぜひ注目してほしい製品だ。
試用機の主なスペック | |
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製品名 | New Inspiron 15 5000 2-in-1 プラチナ |
CPU | Core i7-8565U(1.8GHz/最大4.6GHz、4コア/8スレッド) |
グラフィックス | インテル UHD グラフィックス 620 |
メモリー | 16GB(DDR4、2666MHz) |
ストレージ | 512GB M.2 PCIe NVMe SSD |
光学ドライブ | なし |
ディスプレー | 15.6型ワイド(1920×1080ドット) |
インターフェイス | USB 3.1 Gen 1 Type-C、USB 3.1 Gen 1×2、USB 2.0、HDMI 1.4b、ユニバーサル オーディオ ジャック、SDカードスロット、ウェッジシェイプ ロック スロット |
OS | Windows 10 Home(64bit) |