すぐに使える就業規則が2万9800円で作れるサービス
JAPAN INNOVATION DAY 2019
角川アスキー総合研究所は3月22日、赤坂インターシティコンファレンスで、オールジャンルのXTech展示カンファレンス「JAPAN INNOVATION DAY 2019」を開催した。
「JAPAN INNOVATION DAY 2019」は、これまでASCIIが開催してきた、ハードウェアとIoTプロダクト関連事業者の展示交流・ビジネスセミナーイベント「IoT&H/W BIZ DAY」のジャンルと規模を拡大したイベント。
対象分野はIoT・ハードウェア、AIのみならず、フィンテックやヘルステック、スポーツテック、働き方に関連するビジネスSaaSなど、これまでより広い業界をカバー。
就業規則が2万9800円で作れる
本稿ではFlucleのブースをレポート。
同社の提供するサービス「HRbase」は、項目を入力するだけで、就業規則を自動で作成するサービス。
これまで、就業規則の作成は、企業の責任者が自力で時間をかけて作るか、社労士に依頼するかのいずれかが一般的だった。自力で作成する場合、最新の法規制に則っているかどうかを確認する手間を含め、1ヵ月ほどかかってしまうという。
社労士に依頼する場合、手間の問題はクリアできるが、高額な費用がかかってしまうし、納期もそれなりにかかることが一般的。HRbaseは、15分程度で回答できる質問に応えるだけで、最新の法改正に対応し、コストも2万9800円(税抜き)に抑えられるという画期的なサービス。
すでに150社以上のユーザーが利用しているそうで、人気サービスになりつつある。作成した就業規則が、同業他社の就業規則と比べてシビアかライトかといった判断ができる機能も備えているという。
新たに会社を興す人や、就労規則の改定を検討している人は必見だ。