アナログ電話回線がない場合のADSL月額4000円前後
ADSL以外の選択肢を検討したい
アナログ電話回線をもう使っていない場合は、ADSLの料金は高くなり、Yahoo! BB「バリュープラン 12M」でも月額3753円。この金額を出すのであれば、住んでいる場所によって速度や安定度が異なり、工事待ちが必要なADSLを選ぶメリットは小さい。
ADSL以外にどんなオススメがあるかと言えば、モバイル通信であるUQ WiMAX/Softbank Airをベースにした各社のサービス。本体よりオトクな料金設定をしているMVNOや特典の多いサイトから申し込むなどすれば、毎月の支払額こそADSLと同じか若干高い金額になるが、後日の高額キャッシュバックなどを含めると、長期的にはADSLよりオトクになることも。
また前述したADSLのYahoo! BBではソフトバンクスマホとのセット割引は2年間だが、SoftBank Air系サービスなら「永年」とされており、サブブランドのY!mobileでも割引対象となる。auスマホユーザーであれば、やはりセット割引の「auスマートバリュー」の対象にUQ WiMAX系サービスが一部入っているので、うまく絡めるとトータルの支払額を下げることができる。
もちろん、自宅に光ファイバーを導入する方法もある。集合住宅向けのマンションタイプを使えば月4000円程度からサービスがあるほか、一戸建て向けサービスでも特典やキャッシュバックで、平均支払い額を下げることは可能だ。固定電話も安く使えるし、加入するサービスによっては前述のようなスマホとのセット割引も適用される。
いずれにしても月額数千円程度の料金が発生する回線の場合、なんらかの加入特典があるものが多い。特に光ファイバーは手厚いため、素直に申し込むのではなく、いろいろと調べてオトクに利用したいところだ。
この連載の記事
-
第253回
スマホ
低価格スマホのRAMは4GBと8GBで差があるのか? Redmi 12 5Gを両方買って試した -
第252回
スマホ
同じmineoやIIJmioでもネットワークによる違いはあるのか? 実際に試した -
第251回
スマホ
ソフトバンクで安く利用可能な折りたたみスマホ「motorola razr 40s」を格安SIMで使ってみる -
第250回
スマホ
IIJmioに登場した大容量50GBプランは得か損か? IIJmioの賢い使い方を考える -
第249回
スマホ
平日昼休みの通信品質5倍改善は実際どう? 20GBが最大6ヵ月、月990円も魅力のmineoを試す -
第248回
スマホ
クーポン一杯! 料金以外の特典が大きくてオトクなSIMを調べた -
第247回
スマホ
からあげクンを買ったらデータ通信がおまけ!? トッピングが楽しいpovo2.0の最近の状況を見る -
第246回
スマホ
2024年のモバイル業界 料金プランとスマートフォン販売はどうなるのか? -
第245回
スマホ
今の形のスマホ値引きは12月26日まで? 駆け込みで買ったほうがいい? -
第244回
スマホ
月2178円で30GB+通話定額付き! 日本通信SIM「合理的30GBプラン」に実際に加入、ホントに高コスパ? -
第243回
スマホ
年末商戦も本格化! あらためて低コストでスマートフォンを使う方法を探る - この連載の一覧へ