2019年2月21日、一般社団法人日本テレワーク協会が主催する「第19回 テレワーク推進賞」の表彰式が開催され、FIXERがテレワーク実践部門の優秀賞を受賞した。
同社は、2015年に「FIXERクラウドセンター(三重県津市)」を開設したことをきっかけに、ロケーションに依存しない情報連携、業務管理、社内コミュニケーションのためのツールを導入。東京で受託したITソリューションサービスを津市のサテライトオフィスから提供可能にするクラウドソリューションプロジェクトチーム体制を確立したほか、大型モニターで各拠点を常時接続して見えるか化するなど、勤務地にとらわれない働き方を実現するIT環境の構築を推進してきた。
また、三重県と連携した採用イベントや学校訪問といった活動を通じて、これまでに名古屋事務所を含め18人の正社員、8人のアルバイトを地域雇用した。県内の専門学校から新卒採用も行っているほか、各拠点のエンジニアが技術情報を交換するために名古屋、三重、東京の3拠点をテレビ会議システムで同時接続した勉強会などを実施している。
このような、地方自治体と連携して実際に地方人材を採用している実績、地方のサテライトオフィスで人材を育成する取り組み、東京本社で受注した仕事で実績を出している点が評価され、今回の受賞にいたった。
第19回 テレワーク推進賞は1月23日に発表され、「会長賞」をサントリーホールディングス、「優秀賞」をFIXERのほかNTTコミュニケーションズ、大同生命保険、ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス、ザイマックス、「中小企業テレワークチャレンジ特別奨励賞」をソニックガーデン、「奨励賞」を電通、日立製作所、ベーリンガーインゲルハイムジャパングループ、タツミコーポレーションが受賞した。