同盟or敵対、隣の文明との接し方もあなた次第
初プレイは失敗だらけ
自分の文明を発展させていくと、隣の文明から声がかかる。隣の文明も別の偉人が主導者となり都市を発展させている、競う相手の1つだ。隣の文明との付き合い方は、プレイヤー次第だが、外交すると自分にも利益があるため、最初は仲良くしておこうと思った。
しかし、隣の文明の近くに都市を作ると文句を言われたりときどき非難してきたりするので、途中でいっそのこと滅ぼしてやろうかなとも思ったが、そのときには隣国も発展しており、戦うと骨が折れそうだったので、今回は友好関係をたもつことにした。初めてプレイしたのでわからなかったが、おそらく友好関係を保つのか攻め込むのかを決めるタイミングはけっこう重要になってくるのではないかと感じた。
私のように自分の都市の発展に夢中になっていると、気づかないうちに隣の文明がとんでもない発達した都市群をつくっていたりするので、隣の文明の様子はこまめにチェックしておいたほうがいいだろう。また、なんだか隣の文明の人がよく出入りしているなと思っていたが、仲良くしていくために放置していた。するとそれは宣教師で、知らぬ間に宗教がとてつもなく繁栄した文明になってしまっていた。後々調べると、文明ごとに急速に発展する時期があるようで、それを知っていると、早めに滅ぼしたほうがいいのか、仲良くしたほうがいいのかなどもわかってくるのだという。それは、どんどんプレイしながら把握していくといい。
「シヴィライゼーション VI」の面白い点の1つとしてあげられるのが、勝利条件がいくつか設けられている点。それぞれ勝利条件が異なる「制覇」「科学」「文明」「宗教」(後述するが、拡張パック「嵐の訪れ」で「外交による勝利」も追加された)などがある。例えば制覇は、ほかの文明のすべての首都を占領すれば勝利、文明はほかの文明より圧倒的に多くの観光客を得られれば勝利など、それぞれ勝利のための重要な要素が違ってくる。最初にどの勝利を目指すかを決めて、そのままうまく進むこともあれば、様々な障害によって別の勝利条件にシフトしたり、並行して目指したりと状況が変わっていくのも、本作の面白い点だ。
え!? もうこんな時間……、時間を忘れてしまう「シヴィライゼーション VI」の魔力
今回、チュートリアルで基礎知識だけ蓄えて挑んでみたが、途中でこうすれば効率よくなる! だったり、この都市の発展のさせ方はちょっと間違っていたかも……と様々なことに気が付きながらプレイしていたため、一瞬で時間が経っていしまっていた。夢中になってプレイしていたため、時間の体感は短くても、プレイ時間はかなり長くなっており、気づいたら寝不足に陥ってしまった。
初挑戦は、隣国の勝利で終わってしまったが、勝手がだいぶかわってきたため、次こそは! と闘志に燃えている自分がいる。このままいくと、どっぷり「シヴィライゼーション VI」の世界にハマってしまいそうだ。
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