世界最先端のテクノロジー情報をお届けするグローバルメディア「MITテクノロジーレビュー」から、ビジネスに役立つ注目のテック企業の最新動向、イノベーションにつながる最新の研究内容をピックアップして紹介します。
ファーウェイ問題の本質 「5Gリスク」理解のために 知っておきたい5つのこと

米国政府が中国企業の「ファーウェイ」を強力に排除しようとしている動きの裏には、次世代携帯電話無線通信網「5G」に関する米中両国の思惑がある。米国は、産業や人々の生活に大きな影響を及ぼし、世界の競争、経済力、国際安全保障の将来にとって重要となる5G技術の市場を、中国企業に支配されるのはリスクが大きすぎると考えているのだ。
警察への技術提供で批判浴びるアマゾン、顔認識の規制支持を表明

顔認識ソフトウェアの大手供給業者であるアマゾンが、規制呼びかけを支持している。
中国の人工衛星が撮影した「月の裏側から見た地球」

この写真は、地球上からは決して見ることのできない、月の裏側の姿を捉えた写真だ。その証拠に、地球が月の後ろに見えている。
世界の特許出願件数が明らかにした、AIブームの実態

人工知能(AI)に関する世界の特許や文献についての新たな報告書では、現在のAIブームに対する興味深い一面が示されている。たとえば、AIの商用利用がある分野に大きく偏っているということだ。
廃プラの23%に適用可、プラスチックを石油やガスに変える新技術

レジ袋やその他のプラスチックごみを溶かして、石油やガスなどの有用な製品に変えられるかもしれない。
AIのバイアス問題は なぜ解決が難しいのか?

人工知能(AI)の下す判断にはさまざまな「バイアス(偏り)」が存在する可能性がある。これを避けるには、そもそもAIシステムにおける偏りがどのようにして発生するのか知っておく必要がある。深層学習プロセスの中には偏りが混入し得る段階がいくつもあるうえ、それを検出するのは難しい。
量子インターネットはテロリスト3人の共謀で破壊できる

量子物理学の法則を利用することで通信傍受を防ぎ、ほぼ完全に安全な通信ができるとされる「量子インターネット」の研究開発が進んでいる。ジョージ・ワシントン大学の研究者らにより、量子物理学の知識を利用した攻撃に対する、量子インターネットの新たな脆弱性が明らかになった。
サトシ・ナカモトの再来か? 真の匿名性実現を謳う 「グリン」に沸く暗号通貨界

ビットコインや他の暗号通貨の課題とされている取引の完全な秘匿性を実現する可能性のある暗号通貨が登場した。1月15日に公式に稼働開始した「グリン(Grin)」と呼ばれる暗号通貨は、「ミンブルウィンブル」と呼ばれるテクノロジーを基礎にすることで、取引を秘匿にすると同時に、ブロックチェーンのサイズを劇的に縮小する。

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