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さとうなおきの「週刊アジュール」 第79回

PostgreSQLテクノロジに強いCitus Dataを買収

Azure Database for PostgreSQLがAmazon RDSからの移行をサポート

2019年02月12日 08時30分更新

文● 佐藤直生 編集 ● 羽野/TECH.ASCII.jp

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Azure Data Explorer:Jupyterノートブック

 Azure Data Explorerは、大規模データに対してアドホッククエリを実行できる、データ探索サービスです。Azure Data Explorerは、現在プレビュー中です。

 Jupyterノートブックで、KQLマジックコマンドがサポートされました。Jupyterノートブックから、Azure Data Explorerに対してKusto言語のクエリを実行できるようになります。

JupyterノートブックからAzure Data Explorerへのクエリ実行

Azure Service Bus/Azure Event Hubs:ゾーン冗長(Azure Availability Zones)

 Azure Service Busは、メッセージングサービスです。

 Azure Event Hubsは、スケーラブルなイベント受信サービスです。

 Azure Availability Zonesは、Azureリージョン内で複数の可用性ゾーン(アベイラビリティゾーン、AZ)を提供します。

 Azure Service BusのPremiumレベル、Azure Event HubsのStandardレベルでのAzure Availability Zonesサポート(ゾーン冗長)は、2018年6月にプレビューになっていました

 今回、この機能がGAになりました。

Azure Service Busでのゾーン冗長の有効化

Azure HDInsight:HDInsight Metastore Migration Tool

 Azure HDInsightは、Hadoop、Sparkなどのマネージドサービスです。

 Visual Studio Code拡張機能「HDInsight Tools for Visual Studio Code」が、GAになりました。

 Azure HDInsightのSpark開発者向けの開発/デバッグ機能が強化されました。

HDInsight Tools for Visual Studio Code

 オープンソースの「HDInsight Metastore Migration Tool」(HMMT)がリリースされました。HDInsight Metastore Migration Toolは、Azure HDInsightのHiveメタストアの移行を支援するツールです。

Azure HDInsightのHDInsight Metastore Migration Tool

Azure Active Directory:Workdayからのインバウンドユーザープロビジョニング

 Azure Active Directory(Azure AD)は、ID/アクセス管理機能を提供するサービスです。

 WorkdayからAzure Active Directoryへのインバウンドユーザープロビジョニングが、GAになりました。

WorkdayからAzure Active Directoryへのインバウンドユーザープロビジョニング

Azure IoT Central:Azure Event Hubs/Azure Service Busへのデータエクスポート

 Azure IoT Centralは、IoTデバイスを接続、監視、管理するためのフルマネージドのSaaSソリューションです。

 Azure IoT Centralでは、これまで、1分ごとにAzure Blob Storageにデータを計測的にエクスポートできました。

 今回、Azure IoT CentralからAzure Event Hubs、Azure Service Busに、準リアルタイムでデータをエクスポートできるようになりました

Azure IoT Centraの継続的データエクスポート

Azure IoT Hub:デバイスストリーム

 Azure IoT Hubは、多数のIoTデバイスとの間で、セキュアで信頼性のある双方向通信を実現するサービスです。

 Azure IoT Hubで、「デバイスストリーム」機能がパブリックプレビューになりました。デバイスストリームは、IoTデバイスへのセキュアなエンドツーエンド接続の基盤を提供する新しいサービスです。

Azure IoT Hubデバイスストリーム

 それでは、また来週。

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