先週、保護猫シェルターQUEUEに行って思ったのである。十分明るい室内なら、スマートフォンだけでいいんじゃね? というか、そういう場所で「猫と遊ぶ」と「猫を撮る」を両立させるなら、スマートフォンの方が機動力あるし、他のお客さんもびびらなくていいんじゃね? と。
で、iPhoneだけで撮ってみようと、今週もまた行ってしまったのである。オープン型保護猫シェルターQUEUE。
保護猫たちなので人に懐いてる猫、まだ全然慣れてない猫、遊びたがる猫、ほっといてくれという猫、いろんな猫がいるのがいい。外光が入って明るいのもいい。部屋の真ん中にべたっと座ってだらだらできるのもいい。というわけで、まあ気に入ったのである。
猫たちはだいたい夕方が近づくと活動が活発になるので、猫が寝てる姿を愛でて撮りたいならお昼寝してる時間帯(14時前後)、猫と遊んだり、遊んでる姿を撮りたいなら夕方近く(16時前後)、両方味わいたいなら15時頃いって2時間くらい遊ぶってのがオススメだ。
中に入ったら、まず座ってひとやすみ。人なつこい猫はこちらがじっとしてると様子をみにやってくる。いきなり近づくと驚くやつもいるのでその場になじむべし、である。
荷物と上着をおいて床に座ったら、いきなり小柄なキジトラがとことことやってきた。名前はシロタン。年は15歳。けっこうな老猫だ。「人が好きだから、誰かが座るとすぐくるんです」と店長さん。さっとフロントカメラに切り替えて、猫を撫でながら猫自撮り。これ、右手でiPhoneを握るように持ち、側面の音量↓ボタンで撮影してる。
iPhoneの場合(まあ、Android機も多くはそうだが)、側面の音量ボタンでも撮影できるので、臨機応変に側面のボタンと画面上のボタンを使い分けるべし。丸く寝てる猫がいたら、真上から「ニャンモナイト」狙い。iPhoneはカメラを真下に向けると中央に「+」が現れる。2つの+が重なるよう角度を調整するときれいに「真上から」撮れるので活用したい。

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