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CES 2019レポート 第42回

CES 2019に出展された気になるテレビをピックアップして紹介

未来感じる取り式に8K、テレビの新トピックをまとめてチェック

2019年01月24日 20時00分更新

文● 折原一也 ●編集 ASCII編集部

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 米国・ラスベガスで開催中された「CES 2019」。2019年の映像機器はどう変わっていくのか、新スタイルと8Kという2つのトピックでまとめて紹介していこう。

未来的スタイルがテレビを革新!! 巻取り式のLGの有機ELテレビ

 LGの有機ELテレビで、プレスカンファレンスの披露から、国内外のメディアがこぞって報じたアイテムが”巻取り式”の有機EL「LG Signatures OLED TV R」だ。まるでTVラックのような本体に65型の有機ELパネルが巻き取った形で収納されており、テレビとして使う際には画面がせり上がるスタイル。

LGのプレスカンファレンスで拍手が巻き起った「LG Signatures OLED TV R」

 実物を見ると、この未来感、SF感は、本当にテレビという歴史あるデバイスを別モノに作り変えている。設置時には3つのビューモードがあり、立ち上げ時と収納時のほかに1/3の領域を出してライフスタイルインフォメーションを表示する”Line View”も、そんな未来感をさらに引き出している。

未来的と呼ぶほかない、スタンダから画面がせり上がるスタイル

テレビを視聴している時には普通の4K有機ELテレビ

 しかも、LG Signatures OLED TV Rは用途提案や試作機ではなく2019年中に市販予定のモデルとしている。パネルは有機EL65型のみのワンサイズで、その他の性能はLGの有機ELと共通。価格はかなり高価になる予定とみられる。

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