給与所得を得ている本業はあるんだけども、メルカリやヤフオクで副収入を得ているよ。といった方が大勢いらっしゃるかと思います。
その場合、得た利益は確定申告の対象になるのでしょうか?
20万円を超える所得を得ている場合には確定申告が必要!
大部分の給与所得者の方は、給与の支払者が行なう年末調整によって源泉徴収された所得税額と納付すべき所得税額との過不足が清算されますので確定申告の必要はありません。
しかし、年末調整が済んでいる給与所得者であっても、その給与所得以外に副収入等によって20万円を超える所得を得ている場合には、確定申告が必要となります。
給与所得者の副収入としては、さまざまなものが考えられます。たとえば、インターネットのオークションサイトやフリーマーケットアプリなどを利用した個人取引による所得については、一般的には雑所得に該当します。
以下の具体例を確認してみてください。
●衣服・雑貨・家電などの資産の売却により所得
※生活の用に供している資産(古着や家財など)の売却による所得は非課税(この所得については確定申告が不要)です。
●自家用車などの資産の貸付けによる所得
●ベビーシッターや家庭教師などの人的役務の提供による所得

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