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iPhoneのeSIMや現地SIMを使って海外旅行でオトクに通信するテク

2018年12月31日 12時00分更新

文● 中山 智 編集● ASCII編集部

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iPhone XS/XS Max/XRならeSIMもあり!

 iPhoneシリーズの最新モデル「iPhone XS/XS Max/XR」は、eSIMに対応しています。さらに海外でのローミングSIMなどを提供しているGigSkyは公式アプリの「GigSky World Mobile Data」からeSIMへの登録が可能で、世界各国での通信が利用可能です。

iPhoneのeSIMに正式対応しているGigSky

 利用方法は「GigSky World Mobile Data」を起動して、渡航先の国のプランを購入。位置情報で最初は現在地の国のプランが出てきますが、「目的地を変更」をタップすれば、それ以外の国も購入できるので、渡航前にあらかじめ準備しておけます。

世界各国のプランが購入できる

 価格は国によって違い、アメリカやイギリス、ドイツ、中国などは、15日間1GBで2400円といった感じ。ラオスのように15日間100MBで3600円のような割高の国もあるので注意です。

イギリスを始めとする一般的な料金プラン

一部の国はかなり割高なので注意

 プランを選んで購入したら、副回線としてGigSkyを割り当ててデータ通信を副回線で行なうように設定します。これで日本の通信キャリアのSIMを挿した主回線での電話やSNSの着信は活かしつつ、通信はGigSkyの回線でできるようになります。

副回線のGigSkyをモバイル通信に割り当てる

 国内で準備していけば現地に着いてすぐ通信ができ、しかもSIMの差し換えなどをしなくていいのでラクチン。GigSky以外にもeSIM対応サービスは各国で増えてきているので、今後はさらにおトクなプランの登場を期待したいところです。

 以上、2回に渡って海外でのモバイル通信テクをお伝えしてきました。渡航先や滞在日数、ひとり旅かグループ旅行か、さらには持っている端末の数など状況によってベターな通信方法は違ってきます。自分の海外旅行にピッタリの方法でおトクに利用しましょう!

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