LinkedInは仕事に不可欠なツール
村上代表は「経済が伸びている国では、仕事に対して自信を持っている人が多い一方で、経済的な見通しが不確かな先進国では低い指標になっている傾向がある」としながら、「加えて、日本における自己肯定感の低さが浮き彫りになっている。これは、今後の課題になってくるだろう。楽しく、いい仕事をすることに対して、自己肯定感の低さは障壁になる」とする。
さらに、この結果を受けて「リンクトイン・ジャパンとして、なにができるのかということを考えるきっかけになった」と語る。
現在、日本では約200万人のLinkedInユーザーがいるという。
村上代表は「LinkedInは転職ツールという見方がされているが、米国では仕事に不可欠なツールのひとつに位置づけられている。新たなニュースを得たり、人脈やネットワークを作ったりするうえで活用できる。
たとえば、これまで面識がなかった人とも、LinkedInを通じて知り合うことができ、協業や連携をする際にも、最適なスキルを持った人とつながることができる。
ビジネスの生産性を高め、個人が成功することを支援できる。2019年にはさらに多くのサービスを提供したい」と語る。
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