このページの本文へ

柳谷智宣がAdobe Acrobatを使い倒してみた 第83回

企画書チェック! 紙でできることでAcrobatにできないことはない

2018年12月04日 11時00分更新

文● 柳谷智宣

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

長方形や円などの図形を書き込む方法

 描画ツールを使えば、長方形や円、大きな矢印といった図形を書き込むことができる。ユニークなのが「雲形を描画」。雲のような線で、任意の部分を囲むことができる。そこで、「テキスト注釈を追加」で「日本初!」という文字を入れ、雲型で囲んでみた。

「テキスト注釈を追加」でテキストを入れたら、「雲形」をクリック

マウスクリックで線を引きながら文字を囲ってみた

不要な文言を削除するように指示するには

 文章をチェックする場合もいろいろな方法がある。不要な文言を削除するように指示するなら、「テキストに取り消し線を引く」をクリックすればいい。選択したテキストに赤い横線が引かれる。

 文章を入力する際は、「カーソルの位置にテキストを挿入」をクリックして、右ペインのフォームに入力する。メインの画面には、青いマークが追加され、クリックすると入力した文章がポップアップするようになる。

 文章の一部にマーカーを引いたように目立たせたいなら、「テキストをハイライト表示」を利用する。例えば、わかりにくい文章をハイライト表示して、「引き出し線付きテキストボックス」で「もっとわかりやすく」と書き込むとわかりやすい。

不要な部分を選択して、「テキストに取り消し線を引く」をクリックすると削除できる

「カーソルの位置にテキストを挿入」でテキストを追加したところ

「テキストをハイライト表示」をクリックするとマーカーを引ける

カテゴリートップへ

この連載の記事