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AQUOS zero 開発者が語る自社製OLED搭載スマホの強み

2018年11月28日 12時00分更新

文● 島徹 編集●南田ゴウ/ASCII編集部

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素材から徹底的に見直した
わずか146gの超軽量ボディー

 AQUOS zeroの開発については「OLEDの画質はもちろん重要だが、OLED採用によるスマホのデザインや本体構造のありかた、使い勝手までゼロから見直して開発に挑戦した」という。このため、開発コンセプトも現行の「AQUOS R2」シリーズとは異なる「自分が楽しむためのコアガジェット」となっている。大画面で動画やゲームをより快適に楽しみたいというユーザーもターゲットにしたモデルだ。

薄型軽量だが、SoCにSnapdragon 845を搭載、メインメモリー6GBとトップクラスのスペックを実現

ゲームなども快適に楽しめる究極のコアガジェットを目指して開発された

OLED採用により、画質に加えてスマホ全体の構造設計を見直した

 ゼロからの見直しで生まれたのが「大型のスマホを使い込むユーザーほど、重たく使いにくいスマホを使っている。それを解決したかった」という思いから生まれた、最軽量・薄型のボディーだ。実際、現在主流の画面が6型前後のスマホは200g前後とやや重たい端末が多いが、AQUOS zeroの146gは手にとってモックアップかと思うほどの軽さとなっている。

 構成する部材は液晶パネルよりも薄く軽いOLEDパネルのほか、フレームには一般的なアルミニウムよりも軽く強度の優れたマグネシウム合金、背面には強度や耐熱性に優れたアラミド樹脂繊維のパネルを採用している。軽く強度のある素材を採用することで、大型スマホに必要なねじれ耐性などへの強度を確保しながら大幅な軽量化を実現している。

OLED、マグネシウム合金のフレーム、アラミド繊維のバックパネルと、これまでのAQUOSシリーズとは異なる素材で軽量化を実現した

素材の変更で各パーツとも29~41%の重量を削減できている

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