リアルタイムレイトレーシングを体感、美しいグラフィックスに惚れる
GeForce RTX 20シリーズは、もちろん従来シリーズと比べて性能がアップしているが、前述したTensorコアによるDLSSや、「RTコア」によるリアルタイムレイトレーシングといった新技術も大きな特徴となる。
リアルタイムレイトレーシングに対応していて、かつオンにできるゲームとしてあげられるのが、「Battlefield V」(以下、BFV)だ。BFVでレイトレーシングをオンにするには、NVIDIAのドライバーの最新バージョン416.94と、Windows10 October 2018 Updateが必要となる。どちらもダウンロードすると、設定画面にDXRのオン/オフの項目がでてくる。
実際にオンにしてみると、車や水面などの反射がよりリアルに近い描写になり、臨場感が半端ないフィールドでの戦闘が楽しめる。ただし、その分高い性能が必要なため、オンにするとフレームレートがガクッと下がる。そこで、リアルタイムレイトレーシングをオンにしたら、どれくらい快適に遊べるのか、フレームレートをチェックしてみた。
キャンペーンではグラフィックの美しいリアルタイムレイトレーシングをオンにして遊ぼう
まず、DLXオフの状態で計測。1920×1080ドットで、テクスチャーのクオリティーは最高、アンチエイリアス・ポストプロセスはTAA低に設定した。モードは時間の関係でドミネーションで計測したところ、平均がだいたい120fps前後で、戦況や場所によって高いときは140fps前後、低いときは110fps前後となった。144Hz対応のディスプレーで遊ぶ場合には少し物足りないが、設定を変えれば十分に144Hzに手が届きそうだ。
この同じ設定で、DXRをオンにしてみたところ、平均が60fps前後、高いときが80fps前後、低い時が40fps前後となった。DXRオン時のフレームレートは、だいたいオフ時の50%くらいになるのがわかった。
そこで、テクスチャーのクオリティーを中、DXR レイトレース・リフレクションも中にして計測したところ、平均が70fps前後、高い時が90~100fps、低い時が50~60fps前後と、10fpsくらいアップした。60fpsであれば、設定次第では安定してプレーできそうだ。
BFVは、マルチプレーのほかにキャンペーンも用意されている。ゴリゴリ勝つためにマルチプレーではDXRをオフにし、物語を楽しむキャンペーンではDXRをオンにしてリアルな描写でという楽しみ方もアリだろう。
1点、気になったのはプレーしているとファンが高速回転しだす点。BFVは美しいグラフィックスで遊べる分、負荷も高い。CPUやGPUも、存分に性能を発揮しようとして熱くなるため、その分ファンによる冷却が必要になるのだ。ヘッドフォンをしていればあまり気にならないが、外すと結構大きな音がする。気になる人は、カスタマイズで簡易式の水冷クーラーも選択できるので、そちらに変えてみるといいだろう。
最新技術も含めてゲームをガッツリ遊びたい人にオススメ
LEVEL-R039-i7K-TOVI-FBは、最新のCPUとGPUに加え、メモリー、ストレージなどもしっかり高性能でまとめた、最新ゲームを楽しむのに最適なマシンだ。加えて、GeForce GTX RTX 2070によるDLSSやリアルタイムレイトレーシングという最新技術も堪能できる。
加えて、人気プロゲーマー集団の父ノ背中がオススメしているマシンでもあるため、ファンだけでなく、PCゲームをやりたいけどどんなマシンを買っていいかわからないという場合でもオススメできる。今プレーしているゲームを超快適にプレーしたい人や、今後登場するであろうDLSS/リアルタイムレイトレーシング対応ゲームも遊びたいという人は、ぜひLEVEL-R039-i7K-TOVI-FBを検討してみてほしい。
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(提供:ユニットコム)