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ファーウェイ「HUAWEI Mate 20 Pro」海外版レビュー 頭ひとつ抜けたハイエンドスマホ!

2018年11月10日 12時00分更新

文● 中山 智 編集● ASCII編集部

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最新のCPUである
HUAWEI Kirin 980で処理能力もハイレベル

 ディスプレーは6.39型(1440×3120ドット)の有機ELパネルでアスペクト比は21:9。ディスプレーの両サイドは角に丸みを帯びた最近流行のデザイン。4辺ともベゼルレスで画面占有率は高いが、画面上部のノッチは深度センサーなどもある関係でやや大きめの印象だ。

6.39型とディスプレーは広いが縦長なのでホールドしやすい

テスト機はブラックモデル。背面はガラスでかなり光沢がある

画面上部のノッチは大きめ

画面下部は指紋センサーなどがないのでスッキリとしたデザイン

ディスプレー、背面ともに角を落としたデザインで見た目以上に薄く感じる

 CPUは最新のHUAWEI Kirin 980。AI処理能力やグラフィック機能が強化されており、3Dゲームなどヘビーな処理も問題なし。メモリー6GBで、内蔵ストレージは128GB。各種ベンチマークの結果は下記のとおりだが、現時点ではトップクラスの成績だ。

AnTuTu Benchmark

Geekbench 4

3DMark

 SIMスロットは本体底面にあり、ピンで取り出すトレー式。テスト機はデュアルSIMモデルだがSIMの装着は従来のモデルとは違い、裏表両面に装着する形式を採用。サイズはnanoSIMでセットするとしっかりとホールドされ、背面のSIMが落ちるようなことはない。

本体底面にType-CスロットとSIMトレーを配置

SIMトレーは両面タイプなので小さい

SIMはしっかりとはまるので、背面を使っても落ちることはない

 またセカンドスロットは外部メモリーカードのスロットにもなっている。ただし一般的なmicroSDカードではなく、ファーウェイ独自のNMカードに対応。NMカードはnanoSIMカードをまったく同じ形状で、NMカード装着時はSIMを1枚しか使用できない。ちなみにNMカードは今回未入手のためテストはできなかった。

 スペックやカメラ性能、各種機能は文句なくトップクラスに仕上がっている「HUAWEI Mate 20 Pro」。ディスプレー埋め込みの指紋認証やリバースチャージ、NMカード対応などオリジナル機能も多く、使い手にもかなりのスキルを要求するモデルなので、今使ってるスマートフォンが物足りないヘビーユーザーにチャレンジして欲しい製品だ。

  HUAWEI Mate 20 Pro
ディスプレー 6.39型有機EL
画面解像度 1440×3120ドット
サイズ 約72.3×157.8×8.6mm
重量 約189g
CPU Kirin 980(オクタコア)
メモリー 6GB
内蔵ストレージ 128GB
外部メモリー NMカード(最大256GB)
OS Android 9.0
対応バンド LTE:1/2/3/4/5/6/7/8/9/12/17/18/19/20/26/28/32/34/38/39/40
3G:1/2/4/5/6/8/19
無線LAN IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応)
DSDS ○(4G+4G DSDV)/○(4G+3G)
カメラ画素数 リア:20メガ(超広角)+40メガ(広角)
+8メガ(望遠)/イン:24メガ
バッテリー容量 4200mAh
生体認証 指紋、顔
イヤホンジャック ×
Qi対応
高速充電 ○(最大10V/4A)
SIM形状 nanoSIM×2(NMカード排他)
USB端子 Type-C
カラバリ ブラック、トワイライト、エメラルドグリーン、ミッドナイトブルー

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