日本HPは10月25日、スマートフォンで撮影した写真をその場でプリントできるミニフォトプリンター「HP Sprocket(エイチピー スプロケット)」と、スマートフォンで操作可能なA4対応個人向けプリンター「HP Tango(エイチピー タンゴ)」を発表した。
HP Sprocketは、スマートフォンで撮影した写真や動画を専用の「HP Sprocketアプリ」を使ってその場で編集、プリント、共有ができる。外出先や旅行先、イベント、結婚式での記念撮影など様々なシーンで使用できるという。背面シール式のZINK用紙を採用し、カードはもちろん、シールにもできる。AR機能もあり、スマートフォンで撮影した動画のワンシーンを写真として出力、専用アプリをとおして写真を見るとAR動画が再生できるとのこと。そのほか、最大3名までの同時接続、フォトアルバムなどの機能も搭載。
本体サイズは約幅80×奥行22×高さ118mmで、重さは約0.17kg。メモリーは最大64MB。対応OSはAndroid 4.4以降、iOS 8.0以降。Bluetooth接続対応。電源はリチウムポリマーで、充電時間は約2時間。カラバリはピンクとグレーを用意。発売時期は11月下旬で、価格は1万5984円。
HP Tangoシリーズは、専用アプリとスマートフォンのカメラを使って簡単にドキュメントのスキャンやコピーが可能。「HP Tango」はホワイトカラーの筐体に最小限のボタン、白のLEDによるステータス確認などシンプルなデザインを採用し、「HP Tango X」には排紙トレイとグレーの布素材のカバーが付属している。
対応OSはWindows 10/8.1/8/7、macOS Mojave v10.14、macOS High Sierra v10.13、macOS Sierra v10.12、OS X v10.11 El Capitan。メモリーは256MB。Wi-Fi接続対応。HP Tangoの本体サイズは約幅376×奥行206×高さ91mmで、重量は約3.03kg。HP Tango Xの本体サイズは約幅389×奥行246×高さ91mmで、重量は約3.4kg。発売時期は両製品ともに11月1日。HP Tangoの価格は1万9224円で、HP Tango Xは2万2464円。