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ラズパイZeroで手乗りサイズの真空管オーディオが自作できるキット

2018年10月18日 09時59分更新

文● 鈴鹿 廻

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 「Raspberry Pi Zero」をベースとした、真空管搭載のオーディオプレイヤーが自作できる工作キット「NosPiDAC Zero Plus Tube(キット)」が家電のケンちゃんにて3686円(税抜)で販売中だ。

ラズパイZeroで真空管を積んだプレイヤーが作れる! 一部電子パーツは別売りだが、正面・背面カバー基板が付属するため、ケースは不要だ

 フリスクサイズのシングルボードコンピューターであるRaspberry Pi Zeroをベースとして、オーディオプレイヤーを作り上げてしまうキットの新製品。別売りの真空管など一部パーツ(+Raspberry Pi Zero本体)を別途用意してユーザーが組み立てることで、手乗りサイズの真空管プレイヤーが完成する。

 DACチップには「TDA1387」を採用し、最大16bit/192KHzの音源を再生可能。また、HPAには「MAX9722」を採用、ポータブルアンプ不要でヘッドホンを駆動させることができる。なお、真空管は「6DJ8(6922)」または「5670(2C51)」に対応するという。

技術系サークル「じんそん」氏による同人ハード。難易度はやや高めだが、ユニークなオーディオプレイヤーを試してみたい向きにオススメ

 ハンダ付けなど工程を経て組み立てることから、完成させるにはある程度のスキルが必要。また、5V単電源で真空管を駆動させているため、相性などの問題が発生する可能性がある点にも注意しよう。

【取材協力】

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