2018年9月27日、富士通クラウドテクノロジーズはパブリッククラウドサービス「ニフクラ」において、サーバーのバックアップを自動化できる「ニフクラ バックアップ」を同日から開始することを発表した。
ニフクラ バックアップは、ニフクラのサーバーを対象に定期的な自動バックアップや任意のタイミングでバックアップを取得する機能。エージェントレスでOS領域だけではなく、増設したディスクのデータも丸ごとバックアップする。トラブル発生時には取得したバックアップデータから、別サーバーとして新規作成し、バックアップ時の状態で復元させることが可能になる。
コントロールパネル上の操作のみで利用できるほか、1GBあたり月額9円というコストで利用できるのが特徴。定期的なバックアップのほか、任意のタイミングでのバックアップも可能で、1~10世代までの世代管理ができる。なお、バックアップ先およびリストア(復元)先はバックアップ対象サーバーが設置されているゾーンと同一になる。
料金(税抜)はOSによって異なり、Linux系OSの場合、ローカルディスク30GBで基本料金が月額270円で、Windows系OSの場合、ローカルディスク80GBで基本料金が月額720円となる。両者とも超過・追加ディスク料金は100GBで月額900円となる。2018年10月31日までのバックアップの月額費用は、キャンペーンにより無料となるという。