東京ゲームショウ2018が開催された9月20日。その日、幕張メッセの隣にある「ホテル ニュー大谷 幕張」で「ワーナー・ブラザース・ジャパン」のプレゼンが執り行われた。そこで発表されたのは、11月15日に発売される「ヒットマン」シリーズの最新作「ヒットマン2」だ。IO InteractiveのTheuns Smit氏が本作の魅力をわかりやすく、時にユーモアを交えながらデモプレーを披露した。
前作以上に遊びやすくなった「ヒットマン2」
本作は主人公であるプロの暗殺者「47」を操作して、周囲の状況や武器を活用した様々な暗殺方法でターゲットを仕留めるという暗殺アクションゲーム。暗殺方法を自由に選べることが本作の特徴である。
今回のデモプレイでは、アメリカ・マイアミのF1レース会場でターゲット2名を仕留めるミッションを紹介。サンドボックス型のステージでターゲットを捜索し、暗殺方法を計画して実行するまでの過程は前作を踏襲している。
興味深いと思ったのは、「ピクチャ・イン・ピクチャ」という任務の状況を映像でチェックできるシステムが導入されていることだ。任務の状況だけでなく、監視カメラの映像もこのシステムでチェックできる。このシステムを活用すれば危機的状況を把握でき、よりスリリングなステルスプレーを楽しめるのではと思った。このシステムを踏まえて、全体的に前作以上に遊びやすくなっているという印象を受けた。
デモプレーで披露された意外すぎる暗殺方法に「なるほど、そうきたか!」と思わず唸ってしまった。それにくわえて、銃で消火器を撃ってドアを吹き飛ばしたり、マスコットキャラクターに変装してスニーキングしたりするなど、自由すぎて笑えるプレーも披露。本作の魅力であるユニークなプレースタイルは相変わらず健在だったので、ヒットマンファンとして嬉しい限りである。
マフィア梶田さん、現る!
クリエイターによる実演が終了後、47の衣装を着用したゲームライター兼PR担当のマフィア梶田さんが登場。スキンヘッドとスーツ、後頭部に刻まれたバーコードなど充実すぎる再現度に驚きを隠せなかった。軽く自己紹介を済ませたのち、マフィア梶田さんによる実演が始まった。ステージは同じだが、マフィア梶田さん流の暗殺方法を披露。これまたユニークな発想でターゲットを仕留めたものの、運悪く警備員にやられてしまい任務は失敗……。マフィア梶田さんとクリエイターによる実演は、ヒットマンシリーズの醍醐味がしっかりと伝わる内容に仕上がっていた。
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