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松村太郎の「アップル時評」ニュース解説・戦略分析 第13回

iPhone XRを選ばせる価格設定ではないか:

アップル新iPhone衝撃価格のねらいは

2018年09月18日 09時00分更新

文● 松村太郎 @taromatsumura

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■アップルも顧客も、安心してiPhone XRを選べる

 6色展開とiPhone XRは、iPhone XSと同様のTrueDetphカメラ、お化けのような処理性能のA12 Bionic、1つの背面カメラで実現するポートレートモードなどが用意されています。

 また有機ELディスプレイの代わりに搭載される液晶ディスプレイ「Liquid Retina」も妥協と呼べるほど品質が劣るわけではありません。

 顧客は、999ドルのiPhone XSではなくても、iPhone XRを安心して選ぶことができます。一方のアップルも、iPhone XRに人気が集中することを、全く恐れることはない、というわけです。


筆者紹介――松村太郎

 1980年生まれ。ジャーナリスト・著者。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。またビジネス・ブレークスルー大学で教鞭を執る。米国カリフォルニア州バークレーに拠点を移し、モバイル・ソーシャルのテクノロジーとライフスタイルについて取材活動をする傍ら、キャスタリア株式会社で、「ソーシャルラーニング」のプラットフォーム開発を行なっている。

公式ブログ TAROSITE.NET
Twitterアカウント @taromatsumura

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