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一番進んだ自動運転機能を搭載したアウディ A8、A7スポーツバック

2018年09月12日 12時00分更新

文● 栗原祥光 撮影●栗原祥光

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エンジンは力強く、エクステリアはエレガント

 エンジンは、340PSを発生するV型6気筒DOHC 3.0リッター直噴ターボと、460PSを発するV型8気筒DOHC 4.0リッター直噴ツインターボの2種類。いずれも8速ATと組み合わされるほか、48Vのリチウムイオンバッテリーとベルトによってクランク軸と連結される「BAS(ベルト オルタネーター スターター)」で構成されるマイルドハイブリッドドライブシステム(MHEV)によって、アイドリングストップ状態からスムーズかつ高レスポンスで加速するという。

 アウディらしく、エクステリアは知的でエレガント。特に目を惹くのは「シングルフレーム」と呼ぶ大きなフロントグリルだ。よりワイドなデザインとすることで、力強さとアウディらしさを強調し、全体のフォルムと相まってフォーマルセダンとしての価値をより高めている。その両脇に着くヘッドライトはもちろんLED。細長いデザインは従来と同様だが、その造形はより凝ったものとなっている。

 リアビューは左右のリアライトをつないで一体化し、LEDがミリ秒単位で次々と光るダイナミックターンインディケーターを採用。後続車両からの視認性を高めている。また、光のアニメーションでドライバーを迎え入る遊びの演出も備えている。

 インテリアもフォーマルセダンらしいもの。最高級のバルコナレザーを惜しげなく使用するなど、選りすぐったマテリアルをクラフトマンシップによる精緻な作りで、唯一無二の空間に作り上げている。そして、スイッチやダイヤルを一掃し、フラットな高解像度モニターで直感的に操作できるMMIタッチレスポンスを採用。インフォテインメント用の10.1型アッパースクリーンと、空調操作や手書き文字入力用の8.6型ローワースクリーンの2つのディスプレーに触れるだけで、ナビゲーションのほか、エアコンなどの各種操作を可能としている。

3リッターターボの爽快感!
アウディ A7 スポーツバック

 A7 スポーツバックは、流麗な4ドアクーペ。A8同様の先進テクノロジーを搭載しながら、美しいボディにまとめた、グランクーペだ。2014年に発表されたコンセプトカー「Audi Prologue」が示したアウディの新しいデザインを元に、張り出しのある大きな面とシャープなエッジ、シンプルで力強いラインなどにより、ダイナミックな姿としている。

 ロングノーズに収まるパワーユニットは3リットルV6直噴ターボのTFSI。担当者によるとA8とは乗り味が相当異なるようで、一言でいえば「楽しい」とのこと。こちらも見逃せないモデルになりそうだ。

 プレミアムなインテリアとエクステリア、そして比類なき安全性を備えた、大切な人を乗せるにふさわしい一台。ぜひチェックしてみてはいかがだろう。

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