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IFA 2018レポート第1回

世界最軽量の15.6型ノートやSFのようなゲーミングチェアをAcerが発表

2018年08月30日 14時00分更新

文● 中山 智 編集● ASCII編集部

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 Acerはドイツ・ベルリンにて8月31日から開催のIFA 2018に関連してプレスカンファレンスを開催。同社のコンシューマー向けPC「Swift」シリーズや、ゲーミングブランド「Predator」シリーズの最新モデルが発表された。各製品の発売時期や価格は日本での展開も含めて未発表となっている。

プレゼンに登壇した同社のCEO JASON CHEN氏は、あらゆる分野でAcerが世界No.1を獲得していることをアピール

15.6インチで1kg以下と
世界最軽量モデルもラインアップしたSwiftシリーズ

 「Swift」シリーズは従来どおり「Swift 7」、「Swift 5」、「Swift 3」の3つをラインアップ。注目は「Swift 7」で大型の液晶ディスプレーを搭載していながらも、10mmの厚さや画面占有率92%の狭額縁ディスプレーを採用したことにより、1kg以下の軽量化を実現している。

Swift 7をチラ見せするJASON CHEN氏
ベゼル幅は4.27mmとなり、画面占有率は92%
右が新Swift 7で、左の旧製品と比べると同じディスプレーサイズなのに、サイズ差はひと目でわかるほど小さくなっている

 ただしプレスカンファレンス会場では実機の展示はなく、プレゼン時にチラ見せしたのみ。スペックも第8世代のCoreプロセッサーが搭載されるといった程度のアナウンスで詳細は公表されておらず、詳しくは年明けのCES 2019で発表されるとのこと。

 「Swift 5」は従来と同じ14インチのディスプレーを搭載し、プロセッサーがWhiskey Lakeへと強化されたモデルに加えて、Swift 7のように狭額縁ベゼルを採用したモデル(SF515-51T)も登場。狭額縁化により14インチから15.6インチへとディスプレーサイズは拡大している。本体重量は990gと1kg以下を実現しており、15.6インチモデルとしては世界最軽量だ。

こちらは14インチモデルの「Swift 5」でがWhiskey Lakeを搭載
ナローベゼルで15.6インチモデルとしては世界最軽量となった「Swift 5」

 15.6インチモデルもプロセッサーはWhiskey Lakeを採用し、Core i7-8565UまたはCore i5-8265Uとなっている。ディスプレーの解像度は1920×1080ドットでタッチ対応。本体サイズは約358(W)×230(D)×15.9(H)mm。

 「Swift 3」は13.3インチモデルと14インチモデルをラインアップ。チップセットはこちらもWhiskey Lakeを採用したほか、13.3インチモデルはeSIM対応のLTE通信機能を搭載している。

14インチディスプレー搭載モデルの「Swift 3」

 本体サイズは13.3インチが約308.8(W)×214(D)×15.9(H)mmで重さは約1.3kg。14インチモデルは約323(W)×228(D)×14.9(H)mmで、重さは1.35約kgからとなっている。

Aspireシリーズは
Kaby Lake-G搭載モデルをチラ見せ

 Aspireシリーズは、Core i7-8705GもしくはCore i5-8305GとKaby Lake-Gを搭載した「Aspire 7」を発表。グラフィックはRadeon RX Vega M GL Graphics(HBM2 4GB)でノートPCでも画像処理などヘビーな作業もこなしたいユーザー向けの構成。ただし、こちらも会場での実機展示はなく、プレゼンの壇上で披露したのみ。

Kaby Lake-G搭載のハイパフォーマンスモデル「Aspire 7」
「Aspire 7」のポイント

 本体サイズは約358(W)×247.5(D)×16.9(H)mmで重さは約1.5kg。ディスプレーはフルHDに加えて、3840×2160ドットの高解像度タイプもラインアップしている。そのほか発売時期などに関しては後日発表予定。

 そのほかAIOモデルとして「Aspire Z24」も発表。最上位モデルのプロセッサーは第8世代のCore i7でグラフィックに「GeForce MX 150」を搭載したモデルもラインアップしている。

23.8インチディスプレーのAIOモデル「Aspire Z24」

 Aspire Z24は本体上部に4つのマイクを装備。この4つのマイクで音を的確に捉えられるため、コルタナなど音声入力アシスタントがスムーズになるとのこと。本体サイズは約540.8(W)×36.8(D)×439.4(H)mmでディスプレーは23.8インチのフルHDパネルを搭載している。

カメラ回りに4つのマイクを搭載し、音声入力性能をアップ

デュアルXeonに2in1ゲーミングノートと
攻めのPredator

 AcerのゲーミングPCブランド「Predator」からは、ディスプレーが回転式でタブレットの形状にもなるノートPC「Predator Triton 900」を発表。この2in1のシステムにより、キーボードが手前にあるデザインなので、ゲームをする際にディスプレーを手前に近づけてプレーできるなどの利点があるとのこと。冷却システムには「AeroBlade 3D」の最新第4世代を搭載し、冷却効率をアップしている。こちらも壇上での紹介にとどまり、詳しいスペックなどは発表されていない。

回転式ディスプレーを採用した「Predator Triton 900」
詳報は後日ということで、ケース内での展示となっていた

 またデスクトップでは、世界初のデュアルXeon搭載ゲーミングPC「Predator X」を発表。プロセッサーはXeonが2基でGeForce RTX 20シリーズのグラフィックスが2枚搭載可能といったがアナウンスはあったが、それ以外の詳細は不明。会場展示も筐体のみで本体内は撮影できなかったため、どのようなレイアウトで2つのXeonが搭載されているかわからなかった。

壇上で披露された「Predator X」
12基のECCメモリースロットを搭載しているとのこと
会場でもこの展示のみで操作や内部の撮影はできなかった

コックピットのようなゲーミングチェアと
Windows MRの最新モデルも!

 そのほかWindows Mixed Reality用のHMD「Acer OJO 500」を発表。ディスプレーの解像度は2880×1440ドットでリフレッシュレートは最大90Hzといった基本スペックは同じ。ただし、ヘッドホンがビルトインされたので別途ヘッドホンやイヤホンを用意する必要がない。

Windows MR用HMDの最新モデル「Acer OJO 500」を発表
本体重量は350gでヘッドホン搭載ながら前モデルより90g軽量化
ディスプレーは単眼で1440×1440ドット
ヘッドホンがインクルードされているので、別途用意する必要がない

 さらに本体のディスプレー部分が取り外しできるようになっている。これはイベントなどで使い回しをする際に、マウント用のヘッドセットだけ先に装着して準備し、プレイの段階で本体だけをサッとはめ込めるためオペレーションがしやすくなるとのこと。

本体部分下部にある2ヵ所のプッシュ式ボタンを押すと簡単に外せるようになっている

 Acerのプレスカンファレンス会場で一番注目を集めていたのがコックピット型のゲーミングチェア「Predator Thronos Gaming Chair」。27インチのディスプレーを3台装着可能で、乗降時は自動でディスプレーとキーボードが自動で開閉。まるでSFアニメや映画といった様相。

ド迫力デザインのゲーミングチェア「Predator Thronos Gaming Chair」
27インチのディスプレーを3枚並べてセットできる
肘掛け部分のコンソール


着座時にディスプレーが自動で降りてくる

 椅子のリクライニング角度は最大140度。重さは220kgで大きさは約153.8(W)×100(D)×158(H)mmとかなり大型。一般家庭の部屋に設置するにはかなり条件が厳しいため、基本的にはアーケード向けだ。

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