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GT参戦10周年! 3度目の正直で2連覇を目指す!第6回

富士500mileレースをミクAMGは正攻法で2位表彰台!

2018年08月14日 17時00分更新

文● スピーディー末岡/ASCII.jp 撮影●加藤智充

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予選からマシンもタイヤも好調
接戦の末、4番手で通過!

 前戦タイより、約1ヵ月ぶりとなったSUPER GT 第5戦 富士スピードウェイ。26年ぶりに「富士500mile」が復活し、鈴鹿1000kmに代わる長距離レースになった。SUPER GTではレース距離が700km以上の場合ボーナスポイントが付くため、今回のレースはなんとしてでも表彰台に乗りたいところ。

 タイより暑いと言われた土曜日、予選1回目は谷口選手が担当。最初に「1'38.906」を記録して暫定トップに躍り出るも、ライバルは38秒台前半を出し、徐々に順位が下がる。それでも7周目に「1'38.313」とベストを縮めて、7番手で通過した。このときは38秒台に19台がひしめく大激戦だった。

レッドブルエアレースの室屋選手がデモンストレーションアウディはコンセプトカーを走らせた。左からドライバーのブノワ・トレルイエ選手、同乗した篠田麻里子さん、アウディ ジャパン株式会社 代表取締役社長 斎藤 徹氏

 予選2回目は片岡選手。4周目のアタックで「1'37.891」を出して一気に上位に食い込む。同じく37秒台を出したライバル3台には先行されたものの、4位で予選は終了。決勝レースは4番グリッドからのスタートになった。800kmの長距離レースを考えると悪くない位置だ。

500mile(800km)の長距離は
正攻法でぶつかり今季初表彰台!

 決勝日も快晴だったが、土曜日ほどの暑さはなく、風もあったので過ごしやすい気候だった。とはいえ、レース終了までが長いため、途中で気候が変わる可能性も十分ある。また、今回のレースは4回のピットイン義務がある。ピットインのタイミングでレース展開が変わるため、最後まで緊張感のあるレースになる。

 決勝レースのスタートドライバーは片岡選手。スタート直後の1コーナーで21号車(Hitotsuyama Audi R8 LMS)に抜かれてしまうが、ホームストレートに帰ってくる頃には抜き返して、順位は4位のままで帰ってきた。

 前を行く55号車(ARTA BMW M6 GT3)、25号車(HOPPY 86 MC)、10号車(GAINER TANAX triple a GT-R)の3台はペースが速く、差を広げられてしまうが、0号車のペースも悪くなく、後続を引き離していく。途中から一人旅状態になっていたが、21周目にはペースが落ちてきた25号車に追いつきロックオン。

 なかなか抜けない状態が続いていたが、29周目に1回目のピットインでタイヤ4本とドライバーを谷口選手にチェンジし、再びコースイン。ピットワークでやや手間取ってしまったので、アウトラップは18位まで落ちたものの、44周目には5位の位置まで戻ってきていた。トップと遜色ないタイム、もしくはそれ以上のスピードで走る谷口選手。52周目には10号車を抜いて4位、54周目に31号車(TOYOTA PRIUS apr GT)を抜いて3位にあがり、25号車のピットインもあり、65周目には2位を走っていた。

 0号車も66周目に2回目のピットイン。タイヤ4本交換をして、ドライバーは2回目の片岡選手。ちなみに、今回のレースは毎回タイヤをすべて交換し、全力でコースを攻めるという作戦だった。ピット作業の時間はかかるものの、コース内でトップクラスのタイムで走ることによってライバルたちと正面から戦っていく。

 アウトラップは5位で復帰。途中でベストタイムを更新するなど、セッティングもタイヤもハマっており、上位との差を詰めていく。74周目に4位にあがり、82周目に3位、88周目には25号車をパスし再び2位へと戻った。

 102周目に3回目のピットイン。タイヤ4本交換と、ドライバーは谷口選手へ。谷口選手にとっては最後のスティントとなる。

 後続と1分近い差を付けていたため、アウトラップは2位を維持。だが、トップを走る55号車との差は39秒とかなり開いていた。セクターベストを出すなど、スタートからまったくペースが衰えない0号車。前との差は縮まらないが、後続をどんどん引き離し、一人旅状態に。2位のまま周回を重ね、133周目に最後のピットイン。ここでもタイヤ4本交換して、片岡選手を最後のスティントに送り出す。そして2位のままコースに戻り、前との差が40秒、後ろとの差は30秒という状態で、再び単独走行に。

 圧倒的速さを見せた55号車には追いつけなかったものの、3位以下を大きく引き離して163周目にチェッカーを受けた。SUPER GTでは初となる富士800mileは、2位で今季初表彰台という最良の結果に終わった。

 次戦は再び1ヵ月あいて、9月のスポーツランドSUGO。GSRにとって、マシン的には苦手ではないが、毎回何かが起きて結果を残せない因縁のサーキットだ。SUGOのマモノをはね除けて、表彰台を狙えるように応援してほしい。

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