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待望の2眼レンズを体験! 暗所に強い「Xperia XZ2 Premium」

2018年07月15日 12時00分更新

文● スピーディー末岡/ASCII編集部

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もう暗い所も怖くない!
Xperia XZ2 Premiumの実力を試した

 Xperia XZ2シリーズのフラッグシップモデル「Xperia XZ2 Premium」。ベースモデルの「Xperia XZ2」とコンパクトモデルの「Xperia XZ2 Compact」はすでに発売されており、ハイエンド好きはいまかいまかと発売を待っているところだが、ちょっとだけ早く編集部に届いたので、さっそくフォトレポをお届けする。なお、現時点での発売日は「今夏」という情報のみ。

 今回お借りしたのはau版のXperia XZ2 Premium SOV38。Xperiaシリーズ初であり、待望の2眼レンズが搭載され、ISO感度は最大51200という暗所に強いカメラ、SoCはSnapdragon 845とほかのXperia XZ2と同じながら、メモリーを6GB搭載、インカメラは1320万画素など、明確に差別化されている。

今流行の縦長ディスプレーではないが、大きくて見やすい

 本体サイズは約80×158×11.9mm、重さは234g。

 デュアルレンズは独自開発の「Motion Eye Dualカメラシステム」で静止画はISO51200、動画はISO12800での撮影に対応し、新たに開発された画像融合処理プロセッサー「AUBE」との組み合わせで、真っ暗な場所でもクリアに撮影できるようになった。

上部にはSIMとmicroSDカードのスロット。下部はUSB Type-C端子のみ。イヤホンジャックはない

ハードキーの配置はシリーズを踏襲している。ただし電源キーは指紋センサーを兼ねない

 カメラのスペックはカラーが1920万画素(F1.8)、モノクロが1220万画素(F1.6)。背景ぼかし撮影やモノクロ撮影は今後のアップデートで実装されるので、今回は体験できなかったが、暗所でiPhone Xと撮り比べてみたいので参考にしてほしい。

いわゆる全画面ディスプレーではないのでノッチはないが、上下のフレームは従来モデルと比べるとかなり細くなった

ようやくXperiaにもデュアルレンズが来た。背面のやや上部に位置する

指紋センサーは背面に移動。持ったときにロック解除しやすい位置ではある

 そのほか、好評のスーパースロー撮影はフルHDに対応し明るく撮れるようになり、4K HDRの動画撮影&再生が可能、インカメラでの3Dクリエイターにも対応している。

わかりづらいが、カメラのちょっと上にNFCのマークがある

au版は背面下部にXperiaのロゴがある

シャッターキーは健在。軽く押してピントを合わせ、押し込んでシャッターを切るといった、普通のカメラのように使えるのが便利。手ぶれも少ない

カメラのチュートリアルではデュアルレンズについて教えてくれる

※作例は原寸で掲載しています。データ通信量にご注意ください。

iPhone Xで撮影。iPhone Xも暗い所には強くなったが、真っ暗だとかなり厳しい。暗い上にノイズが乗っている

この状況でカメラを起動したら、自動的に「超高感度モード」になった。それで撮影した写真がコレ。さすがにノイズは乗るが、それでも全体的なディテールはハッキリしている

ディスプレー上でもこれだけ明るくなる

au「Xperia XZ2 Premium SOV38」の主なスペック
メーカー ソニーモバイルコミュニケーションズ
ディスプレー 5.8型液晶
画面解像度 2160×3840ドット
サイズ 約80×158×11.9mm
重量 約234g
CPU Snapdragon 845 2.8GHz+1.8GHz
(オクタコア)
内蔵メモリー 6GB
内蔵ストレージ 64GB
外部ストレージ microSDXC(最大400GB)
OS Android 8.0
最大通信速度 下り最大958Mbps
無線LAN IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応)
カメラ画素数 リア:1920万画素+1220万画素
/イン:1320万画素
バッテリー容量 3400mAh
FeliCa/NFC ○/○
ワンセグ/フルセグ ○/○
防水/防塵 ○/○
生体認証 ○(指紋)
USB端子 Type-C
カラバリ クロムブラック、クロムシルバー
発売時期 8月中旬

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