日本HPは7月12日、メインストリーム向けゲーミングPC「HP Pavilion Gaming」シリーズやハイエンド向け「OMEN by HP」の新ラインアップ、そのほかディスプレーや、ゲーマー向けアクセサリーを発表した。
シンプルなデザインのゲーミングブランド「HP Pavilion Gaming」
HP Pavilion Gamingは、ゲームをより身近に楽しみたいメインストリーム層向けのゲーミングPCシリーズ。イラスト作成、写真や動画の編集などのコンテンツ制作にも最適とのこと。
HP Pavilion Gamingシリーズのラインアップは、ノートPCが1モデル、デスクトップPCが2モデル、ディスプレーが1モデル。ノートPCとデスクトップPCのシャーシは、共につや消しの黒「シャドウブラック」。
「HP Pavilion Gaming 15」は15インチのノートPC。底面に配置した2つのファンと後方にある2つの排気口で、空気の流れを制御し熱を抑えている。ディスプレーは非光沢のIPS方式で、解像度は1920×1080ドット。サイズは幅365×奥行き257×高さ26~29mm、重量は約2.34kg。スペック違いで4機種をラインアップする。
スタンダードモデルの構成はCore i5-8300Hプロセッサー、8GBメモリー、1TB HDD、16GBインテル Optane メモリー、GeForce GTX 1050で、OSはWindows 10 Home 64bit。価格は11万8584円。ハイエンドのクリエイターモデルはCore i7-8750Hプロセッサー、16GBメモリー、256GB SSD(M.2)、1TB HDD、GeForce GTX 1050 Tiで、OSはWindows 10 Home 64bit(Windows 10 Pro 64bitモデルも用意している)。
「HP Pavilion Gaming 690」はゲームプレイヤーとクリエイターが求める多様なニーズに応えるため、最大8コア/16スレッドの第2世代AMD Ryzenプロセッサーを採用。グラフィックスには8GB GDDR5メモリーのAMD Radeon RX 580を搭載している。
サイズは幅170×奥行き277×高さ338mmで、重量は約5.1kg。モデレートモデルとアドバンスモデルの2モデルを用意している。モデレートモデルのスペックはRyzen5 2600プロセッサー、16GBメモリー、256GB SSD(M.2)、2TB HDD、Radeon RX580で、OSはWindows 10 Pro 64bit。
「HP Pavilion Gaming Desktop 790」はCore i7-8700を搭載。メモリーは最大64GBまで拡張可能で、大容量メモリーを必要とするアプリケーションを安心して利用できるとしている。
同社の調べでPC本体を床に置いて使用している人が多いことが判明したとのことで、今まで使いづらかった背面のインターフェースを使わなくてもいいように、インターフェースを前面に集約したという。
サイズは幅155×奥行き390×高さ369mmで、重量は約7.9kg。パフォーマンスモデルとパフォーマンスプラスモデルの2モデルを用意している。パフォーマンスモデルのスペックはCore i7-8700プロセッサー、16GBメモリー、512GB SSD、2TB HDD、GeForce GTX 1060で、OSはWindows 10 Pro 64bit。
「HP Pavilion Gaming 32 HDR ディスプレイ」は32インチで、HDR技術による自然な画像表現力でゲームやエンターテインメントに最適なビジュアルを提供するという。
Radeon FreeSyncによるリフレッシュレートとフレームレートを同期させる技術で、スタッタリング(画面のカクつき)やティアリング(表示上のズレ)を軽減するとしている。
リフレッシュレートは最大75Hz。サイズは幅739.9×奥行き178.9×高さ522.3mm(スタンド含む)で、重量は約9.9kg(スタンド含む)。映像入力はHDMIが2基とDisplayPortが1基。