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複合機+WindowsクライアントPCによるシステム構成も可能に「ライトニングFAX v6.01」

キヤノンITS、FAXサーバー新版でオープンテキストのクラウドと連携

2018年07月05日 06時30分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は2018年7月4日、オンプレミス型FAXサーバーシステム「ライトニングFAX」の最新版(Ver6.01)を発売した。オープンテキストのクラウド型FAXサービス「OpenText Fax2Mail」との連携オプションを追加したほか、キヤノン製複合機(MFP)との連携により小規模/低コストで導入できるクライアントOS対応版を新たにラインアップしている。

「ライトニングFAX」最新版(V6.01)の概要。オープンテキストのクラウド型FAXサービス連携、クライアントOS対応版の追加がなされた

 ライトニングFAXは、キヤノンITSが1998年から開発/提供するFAXサーバーソフトウェア。FAX送受信制御やFAX文書の統合電子管理、ITシステムとの連携といった機能を備え、製造や金融、小売/流通などの業界における、大量の受発注業務や申込受付業務などに用いられている。これまで国内では1700サーバー以上の出荷実績を持つ。

 今回の新版では、オープンテキストのOpenText Fax2Mailとの連携オプションが新たに提供される。OpenText Fax2MailはEメール添付またはAPI(SOAP)経由でFAXの送受信ができるクラウドサービスだが、ライトニングFAXとAPI連携させることで、送受信したFAX文書を一元管理できるようになる。ライトニングFAXのアプリケーションでは、過去の送受信履歴の検索や参照、文書編集、送信指示などが可能。

OpenText Fax2Mailとの連携構成例。送受信したFAX文書をライトニングFAXの専用アプリケーションで一括管理/検索/閲覧できる

 OpenText Fax2Mailとはインターネット経由で接続され、FAX用の電話回線は必要ない。そのため、急なFAX通信量の増加にも柔軟に対応できる。また、既存FAX回線の冗長化を電話回線(および専用接続デバイス)の追加なしで実現することもできる。

 加えて、FAX用電話回線や専用接続デバイスが不要なため、クラウド環境を利用したFAXシステムの構築が容易になった。ライトニングFAXとOpenText Fax2Mailは共に豊富なAPIを備えており、他の業務システム連携によるFAX受発注システムなどの構築にかかる時間とコストを削減できる。

 また今回は、MFP/クライアントOS対応版もラインアップに追加されている。これはWindows 7/8.1/10に対応したソフトウェアで、キヤノン製複合機「image RUNNER ADVANCE」と連携してFAX文書の送受信と電子管理を実現する。サーバー環境や専用接続デバイスを用意する必要がなく、システムを低コストで導入できるメリットがある。

ライトニングFAX MFP/クライアントOS対応版の概要。サーバーやFAX回線専用デバイスが不要で安価にシステム導入できる

 ライトニングFAX(サーバーOS版)の税抜標準価格は17万円から、OpenText Fax2Mail対応のオプション(クラウドFAXオプション)は6万円。また、MFP/クライアントOS対応版は13万円。

 なお今回の機能連携に合わせ、キヤノンITSではOpenText Fax2Mailの再販も開始している。Fax2Mailの価格は初期費用が500円から、月額費用が4000円からとなっている。

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