メルカリは6月22日、シェアサイクルサービス「メルチャリ」が福岡市の「福岡スマートシェアサイクル実証実験事業」の採択事業として選出され、実証実験事業を開始したと発表。期間は2020年3月31日まで。
メルチャリは個人と地域が参加型で運営する、シェアサイクルサービス。同社がシェアリングエコノミーの促進を目指し、2月27日に福岡市でサービスを開始した。専用のスマホアプリで、自転車のレンタルから返却まででき、いつでも乗りたいときにすぐ自転車を利用できる体験の提供を目指しているという。
福岡市には都心部への自動車流入抑制、来訪者などの回遊性向上、放置自転車の減少などの行政課題がある。実証実験では「シェアサイクル事業」について、課題解決の観点から公共交通を補完する交通手段としての効果の検証を目的としているとのこと。
福岡市との取り組みにより、新たに公共施設への駐輪ポートの設置が可能となる。メルチャリのポート数は6月末に約90ヵ所になる予定とのこと。