約100人が集まったPinnacle Ridgeこと第2世代Ryzenの深夜販売
2018年04月20日 02時15分更新
文● 山県、ドリル北村 編集●北村/ASCII.jp
「Pinnacle Ridge」こと第2世代Ryzenの販売が19日(木)22時に解禁。秋葉原の複数ショップでは、恒例の深夜販売が行なわれ、熱心な自作ユーザーが集まった。
第2世代Ryzenの販売が19日22時に解禁。多くの自作マニアが深夜販売に集まった。22時なので正確には「夜間販売」だが、記事では便宜上「深夜販売」としておく
深夜販売を行なったのは、ドスパラ秋葉原本店、パソコン工房秋葉原BUY MORE店、TSUKUMO eX.の3店舗。約100名ほどの熱心な自作ユーザーが平日深夜の秋葉原に訪れた。
ドスパラ秋葉原本店ではテクニカルライターの高橋敏也氏がマザーボードとセットで「Ryzen 7 2700X」を購入
発売されたのは、「Ryzen 7 2700X」「Ryzen 7 2700」「Ryzen 5 2600X」「Ryzen 5 2600」の4モデル。深夜販売の人気モデルは「Ryzen 7 2700X」で、CPU単体での購入者も多かったという。なお、在庫についてはまだまだ豊富にあるようで、今週末に購入を予定しているという人も心配なく買えるだろう。
発売された第2世代Ryzenは全部で4モデル。価格はかなり安い印象で、ライバルのインテルに対してコストパッフォーマンスが優れた製品となっている
すべてのモデルにAMD純正CPUクーラーが付属。特に「Ryzen 7 2700X」に付いている「Wraith Prism」はRGB LED仕様できれいに発光する
なお、パフォーマンスについては「“Pinnacle Ridge”こと第2世代Ryzenで、CPUパワー競争はさらに過熱する」や「Ryzen 7 2700Xを速攻OCレビュー! 競合比較で見えてくる新Ryzenのポテンシャル」で詳しく解説しているので参照してもらいたい。
同時発売の対応マザーボードは、新たにAMD X470チップセット搭載モデルが発売されている。ASRock、ASUS、GIGABYTE、MSIから合計11モデルで、一部モデルをのぞき在庫は問題ないようだ。
AMD X470チップセット搭載マザーボードは合計11モデルが発売されている。なかには早々と完売するモデルもあった
22時になったらすぐに商品を受け取れるよう、どのショップでも19時から事前会計を実施
パソコン工房秋葉原BUYMORE店では、20時から「販売記念トークセッション」を開催。週刊アスキーのジサトラハッチが第2世代Ryzenを解説した
第2世代Ryzenの特徴のほか、ベンチマーク結果も公開。AMDのマニアの関心をひいていた
トークセッションでは、ADATAがXPGブランドのメモリーやSSDなどを紹介
ASUSもトークセッションでX470マザーボードの特徴とラインナップを解説した
パソコン工房秋葉原BUYMORE店ではカウントダウンを実施。22時の販売解禁を皆で祝った
販売解禁と同時に製品の受け取りを待つ人々
さっそくCPUとマザーを受け取る購入者
空けてあったマザーボードコーナーも、22時と同時にX470マザーが陳列された
約70人が並んだTSUKUMO eX.。CPUを購入するとRyzenのパーカーとマグカップのほか、Ryzenガールのトートバッグとつくもタンクリアファイルがもらえた
TSUKUMO eX.店頭では、販売解禁と同時にオーバークロッカーの清水貴裕氏が液体窒素冷却のデモを実施。「Ryzen 7 2700X」(3.7GHz)を5.7GHzにまでオーバークロックしていた