Clova WAVEは赤外線リモコンを標準装備
これが便利すぎて手放せない!
おっと、個人的にとても便利だと思った機能を忘れていました。赤外線リモコン機能です。他のスマートスピーカーですと別途機器を必要とするところ、Clova WAVEはデフォルトで搭載しているのです。残念ながらClova Friendsは非対応なのですが、これは上位機種の特権ということでしょう。
IoT化が進んでいる時代ですので、Wi-Fi通信などで操作できる家電が増えるかとは思いますが、テレビの操作などはまだまだ赤外線リモコンに頼るところが大きいのが現状。特にテレビは一度買ったらなかなか買い換えない人のほうが多いはずです。
かくいう僕の家のテレビも2008年製の東芝のテレビです。有機ELテレビがもっともっと普及するまでは絶対買い替えない誓いを立てているので、壊れる限りは使い続けます……と、そんなことはいいので肝心の操作機能を。
最初にClovaのアプリ側でテレビのメーカーを選ぶなどの簡単な登録作業は必要ですが、それさえ終わらせてしまえばあとは言葉ひとつでテレビを操作できるようになります。
前述したようにうちのテレビは2008年製なので、対応しているかどうか少し不安だったのですが、きちんと操作できました。通常の「クローバ、テレビつけて」「クローバ、テレビ消して」に加えて「クローバ、音量を5上げて」など、なかなか臨機応変な対応をしてくれました。
朝起きてコーヒーを淹れながらや、帰って来てジャケットをかけている時など、「ながら」でテレビをつけられるというのは思っていたよりもかなり便利でした。使いたい時ほどリモコンが脱走してどこかにいってしまいますからね。
赤外線リモコン機能は、別途機器が必要と言われたらそれほど渇望するほどでもないのですが、最初から搭載されているとかなりアドバンテージになる気がします。
Clova WAVEとClova Friends両方を使ってみたわけですが、不満というか違和感がないわけでもありません。赤外線リモコン機能は内蔵機器的な問題もあるのでClova WAVE限定なのはわからなくはありませんが、LINE通話に関してはClova Friendsに限らないでClova WAVEのほうでも対応してもいいんじゃないかなー? と思ったりもします。
コミュニケーションツールとしてアジア圏で圧倒的な人気を誇るLINEですから、他のスマートスピーカーにはない連絡手段として「LINE」との連携をもっと図っていけたら、少なくとも日本ではベストバイなスピーカーになるはずです。
さて、大まかにですがご紹介してきたGoogle HomeとClova WAVEおよびClova Friendsですが、各々個性はあれど、どちらを選んでも後悔はしません。さらに言うならば、今後ソフトウェアのアップデートなどでもっともっと便利になっていくでしょう。
僕自身が、聴かなくなっていた音楽を再度聴くようになったり、服装を決める際に今日の気温を聞いたり、テレビをつける時にいちいちリモコンを探さなくなったり、なくても生活できるけどあれば便利になります。一台あれば生活の「質」を変えていってしまうスマートスピーカー、これからの新生活にみなさんもいかがでしょうか?
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