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「VIVE Pro」は画素数1.5倍以上!気になるPCスペックへの影響を最速検証

2018年04月02日 11時00分更新

文● 加藤勝明(KTU) 編集●ジサトラ ハッチ

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 VIVE Proアップグレードキット最大の目玉は、液晶部分の解像度が向上したことだ。VIVEでは両眼で2160×1200ドットのパネルが2880×1600ドットにグレードアップされた。110度の視野角や90Hzのリフレッシュレートといった要素は据え置きだが、画素数が増えたため解像感は向上している。

 VIVEもVIVE Proの液晶もプレイヤーの眼には網目状のパターンが見えるが、VIVE Proの方が網目が細かく、特に文字のようなコントラストの高い表示のエッジがよりシャープに見える。

 この画質の差はより優れたVR体験を求める人には朗報だが、両者を付け比べてようやく実感するレベルだ。画面解像度はGPUへの負荷と連動するため、人によってはVIVEの方が使い勝手が良いという場合もあるだろう。「Pro」と銘打たれていることからも分かる通り、VIVE ProはすべてのVRファンのための製品というよりも、より良いVR環境を求めるハイエンドユーザーや企業ユーザー、クリエイターのための製品と言えるだろう。

VIVE(左)とVIVE Pro(右)の画面表示をカメラで強引に撮影したもの。ややピンボケしているが、VIVE Proの方が“中”の縦棒に見える網目状パターンの数が多い。つまりその分画素が多いのだ

「Serious Sam VR: The Last Hope」ではゲーム側でレンダリング解像度を指定できるVIVE(左)に比べVIVE Pro(右)の方が100%時の解像度が高いことが分かる

「Fallout4 VR」で同じシーンをVIVE(左)とVIVE Pro(右)で見た時の比較。VIVE Proの方が明らかに解像感が高いことが分かる。スクリーンショットの解像度も大きい(ヘッドセットミラーだと絵的に分かりにくいので通常のウインドウで比較している)

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