ソニーは3月22日、モバイルプロジェクター「MP-CD1」を4月25日に発売する。予想実売価格は5万円前後。
同社はこれまで、バッテリー内蔵のポータブルプロジェクターとしては、超短焦点プロジェクターの「LSPX-P1」を発売しているが、いわゆる普通のビジネス向け小型プロジェクターを発売するのは初となる。
本体サイズは幅83×奥行き150×高さ16mmで、重量は280g。このボディーに5000mAhの大容量バッテリーを内蔵するのが特徴で、約2時間の投影が可能。
それだけではなく、スマホなどへの給電(1.5A)もできるためモバイルバッテリーとしても利用できる。
投影中も他機器への給電が可能なため、たとえばスティックPCを差して給電しながら投影できる。スティックPC+プロジェクターのモバイル運用が可能だ。
投影はDLP方式で、光源にはLEDを採用。明るさは105ANSIルーメン(プロジェクター向け単位)で、サイズは40~120インチで表示できる。解像度は854×480ドットで、自動台形補正機能も搭載する。
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側面の端子類。充電はUSB Type-Cで行ない、約2.5時間でフル充電できる
入力はHDMIまたはMHLに対応。スピーカーを内蔵するほかオーディオ出力も搭載し、外部スピーカーを接続できる。
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