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普段使いは問題なし、ウェブブラウジングとYouTube閲覧時のCPU利用率をチェック

6万円台でもしっかりした基本性能、カスタマイズも豊富な15.6型ノートPC

2018年03月14日 09時00分更新

文● エースラッシュ 編集●八尋/ASCII

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「Critea DX-KS H3」

高コスパな基本スペックと自由度の高いカスタマイズメニュー

 ドスパラの「Critea DX-KS H3」(関連記事)は、Core i3-7100U、4GBメモリー(PC4-17000)、500GB HDD(5400rpm)を搭載し、6万1538円というお手頃価格で購入できる。スタンダードな15.6型ノートパソコンとして、高いコストパフォーマンスを発揮してくれる。

 カスタマイズメニューも豊富に用意されており、メモリーは8GB/16GB(いずれもPC4-17000)が選択可能。ストレージは1TB(5400rpm)/1TB(7200rpm)/2TB(5400rpm)のHDDに変更できるほか、120GB/250GB/500GBのSSDも選択できる。

 OSはWindows 10 Home(64ビット)が標準で、Windows 10 Pro(64ビット)に変更可能。各種Officeソフトも選択できる。そのほか、OSインストールHDDのパーティション分割、セーフティサービスや延長保証など、各種サービスも充実している。

 今回は基本構成で、Windowsの基本的な評価を行なうプログラム「WinSAT.exe」(「Windows エクスペリエンス インデックス」)を実行してみた。「一番低いサブスコア」になったのは「グラフィックス」の「5.4」で、そのほかの項目は「プロセッサ」が「8.6」、「メモリ」および「プライマリ ハードディスク」が「5.9」と、低価格ながら優秀なスコアを記録。カスタマイズメニューでメモリー容量を増やしたり、ストレージにSSDを選択すれば、利便性がさらに高まるだろう。

試用機のWindowsシステム評価ツール(WinSAT.exe)の結果

 グラフィックス項目のスコアが低めなのは、CPU内蔵のインテル HD グラフィックス 620を利用しているためだ。グラフィックスの性能では、別途GPUを搭載したゲーミングマシンなどと比べて見劣りするかもしれない。しかし、ウェブブラウジングやメールの送受信など、一般的な作業が中心ならばまったく気にならないだろう。

低価格ながら快適に使えるスタンダードノート

 実際の使用でどの程度の負荷がかかるのかを検証するため、ウェブブラウザー利用時のCPU利用率をチェックしてみた。まず、ASCII.jpのトップページを表示したところ、ウェブブラウザーの起動と読み込み時に90%前後まで達するものの、すぐに10%以下へと落ち着きを見せている。

ASCII.jpのトップページを表示した時のCPU利用率は、瞬間的に90%前後まで上昇するものの、以降は低い数値をキープ

 YouTubeのフルHD動画再生の再生時もチェックしてみたが、予想以上にCPU利用率が抑えられていた。瞬間的に記録した80%程度をピークとして徐々に落ち着き、最終的には5%前後で動画視聴ができた。

YouTubeでフルHD動画を再生した時のCPU利用率は、瞬間的に記録した80%程度をピークとして徐々に落ち着いた

 いずれの場合もCPU利用率のピーク値が100%にならず、負荷によって画面が一時的にフリーズしてしまうような現象もみられなかった。また、高負荷状態における排熱ファンの音や発熱についても気にならず、低価格ながら快適に使えるスタンダードノートパソコンという印象だ。

試用機の主なスペック
機種名 Critea DX-KS H3
CPU Core i3-7100U(2.4GHz)
グラフィックス インテル HD グラフィックス 620
メモリー 4GB
ストレージ 500GB HDD
ディスプレー 15.6型(1366×768ドット)
内蔵ドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.2
インターフェース USB 3.0端子×2、USB 2.0端子、HDMI出力端子、マイク入力/ヘッドフォン出力端子、SDカードスロット
サイズ/重量 およそ幅382×奥行256×高さ23.9m/約1.8kg
OS Windows 10 Home(64bit)

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