このページの本文へ

確定申告お悩み相談広場 第33回

デッドは3月15日まで

今なら間に合う! 確定申告で来年65万円控除を手に入れる方法

2018年03月06日 09時00分更新

文● 山口/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 2017年(平成29年)提出分の所得税および復興特別所得税の確定申告の相談および申告書の受け付け締め切り日は、2018年(平成30年)3月15日(木)までとなっております。ついに10日を切り、最終ラウンド突入といったところでしょうか。まだ確定申告書を提出してない・作成してない人は、これからが正念場ですね。

 さて、白色申告で確定申告デビューし、慣れていくにしたがって脳裏をよぎるのが青色申告の65万円控除です。白色では味わえない、より確実な節税ができる青色に切り替えるには、どういった手続きをとればいいのでしょうか?

税務署へ「所得税の青色申告承認申請書」を提出

 白色申告ですでに事業を開始していた個人事業主・フリーランスが、青色申告に変更する場合は、事前に税務署へ「所得税の青色申告承認申請書」という書類を提出する必要があります。

 申請できる期間は、青色申告を始める年の3月15日まで。たとえば2018年(平成30年)分の確定申告から始めたいなら、2018年の3月15日までに申請書を出しておけば次の確定申告シーズンに間に合います。今回提出する確定申告書類といっしょに出してもOKです。

「所得税の青色申告承認申請書」は国税庁のサイトからPDFファイルを入手可能。納税地を所轄する税務署に持参、もしくは郵送でもOKです

 ちなみに青色申告は、38万円の基礎控除にプラスして65万円の特別控除が受けられるほかにも多くのメリットがあります。くわしくは「青色申告に変更して65万円控除! 複雑な複式簿記は無料ソフトで時短できる」をチェックです。


カテゴリートップへ

この連載の記事
  • 角川アスキー総合研究所

MSIが変える、未来のクリエイターを育てる教育環境

アスキー・ビジネスセレクション

ピックアップ