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広大な作業環境で作業を効率化

“クリエイターの観察から生まれた製品” Cintiq Proに大型モデル

2018年02月27日 19時00分更新

文● 天野透/ASCII

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「創作活動の現場に身を置いて作った製品」

 発表会には同社グローバルプロダクトマネジメント シニア・バイスプレジデントを務める、ハートムート・ヴォーレイン氏が登壇。液晶タブレットをはじめとした新製品は、クリエイターに質問したり、作業を見学したりしながら作り上げたとする。ヴォーレイン氏によると、クリエイターのデジタルアトリエはケーブルやアクセサリーが散乱しており、Wacom Cintiq Pro Engineはそうしたクリエイターのデスクトップを整理するために開発したという。

 また、5月に発売予定のCintiq Proシリーズ専用スタンド「Wacom Ergo Stand」も披露(価格は未定)。「様々な高さや角度で使えること、安定してぐらつかないこと」という要素を挙げつつ、クリエイターの作業環境見学によって盛り込んだ回転機能を強調。マンガ家をはじめとした創作活動で、画面を回転させて使う用途に応えたという。

「今回ご披露しましたものはいずれも“創作活動の現場に身を置いて作った製品”です。イラストレーター、デザイナー、3Dデザイナー、スカルプター(モデラー)、指導者など。一口にクリエイターと言っても、その作業内容は様々。現代のクリエイターはどのような作業をするのか、さらに、未来はどんな作業環境が考えられるか。こうしたクリエイターの創作活動を観察し、観察し、観察し、さらに観察して、我々の製品がどう使われているかを学びました」(ヴォーレイン氏)

くるくると液タブを回して作業する用途にも応えたというWacom Ergo Standも開発。近日中に発表する予定

発表会の壇上に立ったハートムート・ヴォーレイン氏。新製品を「創作活動の現場に身を置いて作った製品」と評した

「一口に“クリエイター”と言っても、様々な作業を担当する人々がいる」とヴォーレイン氏。多様なニーズに応えるべく、様々な現場を見て回ったという

 また、ヴォーレイン氏はクリエイターの創作環境の変化も指摘。広い作業環境を求めて液晶タブレットの画面サイズは年々大型化しており、今回の大型画面モデルはクリエイターの要求に応えたものとした。

「私が入社した9年前、プロ向け液晶タブレットの画面サイズは22インチくらいでした。ですがクリエイターの作業環境は年々変わっており、世界を見渡すとかなり大きなディスプレーを導入されている例もあります。今回はCintiqシリーズ最大となる32型をご紹介しましたが、今のところはおそらくこれくらいが(ユーザーに求められる)最大サイズだと、私たちは考えています。ただし、あくまで“現時点では”です」(ヴォーレイン氏)

ヴォーレイン氏によると、広い作業環境を求めて液タブは大型化が進んでいるという

会場で披露されたスクウェア・エニックスのクリエイターチームによる作業風景。広大な画面を自在にカスタマイズして作業効率を上げられるという


スクウェア・エニックスのクリエイターによるCintiq Proのアーティストレビュー

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