高精細・高感度のハイエンドモデル70V型PN-L705Hのすべて
生産性革命は最先端の会議が起こす! 4K高精細BIG PADが勝利の鍵だ
2018年02月26日 11時00分更新
4K高精細・高感度のハイエンドモデル
「BIG PAD PN-L705H」
最新鋭のBIG PAD、PN-L705Hには主に9つの特長がある。それぞれ詳しく解説していこう。
1. 4K化による圧倒的な高精細表示!
液晶パネルは70V型で、その最大解像度は4K(3840×2160ドット)。電子黒板で4Kと言ってもピンと来ないかもしれないが、フルHDのノートPC画面を4枚同時に表示できる高精細ぶりと言い換えるとわかりやすいだろう。
この4K化によって、緻密な線や文字で構成されている設計図を表示しても、十分見えるようになった。いわゆるメーカーやデザイン事務所でも十分実用に耐える性能に達したわけだ。もちろん、複数のパワポやエクセル表を“視認できる大きさで”同時表示できるので、一般的な企業でも会議の進捗がスムーズになること間違いなし。
また視野角は上下左右で176度を確保する。BIG PADの横に立って、斜め前から眺めつつ画面に書き込むことも容易だ。また付着する指紋が目立ちにくい「AG(アンチグレア)処理フィルム」が採用されており、天井の蛍光灯や外の風景が映り込み、肝心の資料が見えないといったタッチディスプレイ特有の弱点も解消された。
さらに3台までをつなげて同時使用できる「マルチボード」機能にも対応。解像度はそれぞれフルHDになるが、たとえば建物の設計図と外観イメージを2画面に表示しつつ、関連資料は残り1画面に……といった使い方ができる。右側のBIG PADに表示した資料を勢いよく左にフリップすると、その資料が画面の枠を越えて中央のBIG PADに移動する、なんて芸当も可能。利用者の使い勝手を考えた仕様がうれしい。
2. 新型タッチパネルによる“紙にそのまま書くような”自然な書き味
BIG PAD PN-L705Hのタッチパネルには、一般的なスマホやタブレット同様の「静電容量方式タッチパネル」を搭載。誤作動が少なく、自然で心地よいタッチ操作や文字の書き味を得られる。
また、液晶パネルと保護ガラスの間にある空気層をなくして密着させる「ダイレクトボンディング」技術が採用されているので視差(「指先・ペン先が液晶に触れた場所」と「実際に線が表示される場所」のズレ)が最小限に抑えられている。これによってより自然な感覚で書き込める。
「静電容量方式タッチパネル」と「ダイレクトボンディング」の相乗効果によるスムーズな書き味は、まさに「Pen-On-Paper」。これはシャープが海外でのBIG PAD販促のキャッチフレーズに使っているもので、要約すれば「紙にペンで書くような」。これはぜひ体験してほしい。
3. 多機能な専用タッチペン
指先でもスムーズな書き味を得られるが、新デザインの専用「ポインターペン」を使えばより快適。
わずか2mmというペン先は接地点が見やすく、ダイレクトボンディングの効果で正確な位置どりができ、4K解像度とも相まって細かい文字や線の書き込みが可能。さらに、ポインターペンには画面を適宜指し示せる「ポインター機能」が搭載されているため、レーザーポインターのように画面を指し示せる(4本同時使用可能)。書き込みとポインティングをシームレスに行き来できるので、リズムを崩さずプレゼンを展開できる。
また、書き込みを消すイレーザーも付属。まるで黒板拭きのような外観の通り、消したい場所を拭き取る動作で書き込みを消せる。まさに黒板のような使い心地だ。
4. 30点マルチタッチ&4人同時書き込み可能
BIG PAD PN-L705Hのタッチパネルは最大で30点マルチタッチを検出可能。ポインターペンには個別IDが付与されているので、ポインターペンを使えば、それぞれ異なる色や太さで4人同時に書き込みできる。
編註:ポインターペンは1本のみ同梱です。2人以上でご使用になる場合は、追加でポインターペンが必要です。
複数名で同時にコメントや修正指示を記入できるので作業が捗るだろう。また、担当者ごとにペンで書き込める線の色や種類を変更できるから混乱も少ない。なおポインターペンで書き込んでいるときには、画面に手などを触れても反応しない「パームキャンセル」機能が動作するので、前述の書き味の良さも相まってほとんど紙に書いているような感覚で操作できる。
5. 直感的な操作体系
画面のSHARP ペンソフトの「インジケーター」をタッチするとメニューアイコンが展開表示される。わかりやすいアイコンによって直感的な操作ができる。
本体の設定も、タッチメニューボタンからタッチ操作で可能。リモコンなどを用意することなくBIG PAD本体のみで完結する。