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柳谷智宣のkintoneマスターへの道第38回

提供されたばかりのサービス「kMailer」を紹介

kintoneで管理してる顧客の宛先にメールを一括送信する方法

2018年01月25日 11時00分更新

文● 柳谷智宣

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サイボウズ社が提供しているウェブサービス「kintone」は、一言で言うなら「簡単に自社の業務に適したシステムを作成できるクラウドサービス」だ。業務アプリを直感的に作成できるほか、社内SNSとしての機能も備えスピーディーに情報共有ができるなど魅力が盛り沢山だ。
本連載では、そんなkintoneの導入から基本機能の紹介、そしてアプリの活用法など、ビジネスの現場で役立つ情報を取り上げていく。第38回では、顧客管理アプリの宛先にメールを一括送信してみる。

kintoneの情報を利用してメール送信できる「kMailer」

 kintoneアプリで顧客情報を管理しているなら、ダイレクトメールや招待状などを贈る際にも活用したいところ。しかし、標準機能では複数のメールアドレス宛に一括送信するといったことはできず、別のサービスと連携する必要がある。そこで、今回は2018年1月10日に提供されたばかりの「kMailer」というサービスを紹介する。

 「kMailer」はサイボウズスタートアップス株式会社が手掛けるメール送信サービスで、kintoneの情報を利用してメール送信が行なえるのが特徴だ。顧客管理アプリなどに登録されたメールアドレスに、ダイレクトメールを送ることができる。添付ファイルも付けられるので、請求書の一括送付だって可能。テキストメールだけでなく、HTMLメールにも対応している。kintoneのデータを活用して、売り上げ向上につなげられる機能なので、ぜひ活用したいところ。

 価格は初期費用は無料、スタンダードコースが月額1万5000円となっている。今回は、30日間の無料トライアルコースを利用してみる。まずは、ウェブサイトから無料トライアルを申し込もう。サーバーの準備ができたら連絡が来るので、そのメールに載っているURLからパスワードを設定してトライアルスタートとなる。2営業日くらいかかることもあるので、週末に作業する場合は事前に申し込みだけしておこう。

「kMailer」のウェブサイトから「無料お試しの申込み」をクリックする
氏名や会社、メールアドレス、電話番号などを登録する
申し込み後、準備が完了するとメールが届く
パスワードを入力したら、初期設定に進む

アプリをインストールする

 まずは、下準備を行なう。手順は多いが、難しいことはないし、最初だけなのでひとつずつ進めよう。メールの送信設定から、差出人設定、kintoneの設定、添付ファイルの設定と順番に行なう。

 「kMailer」はユーザーが設定したメールサーバーを利用してメールを送信するので、それらの情報はあらかじめ用意しておくこと。続けて、「kMailer」で利用する3つのアプリをインストールする。アプリのテンプレートをダウンロードし、「kintoneシステム管理」→「アプリテンプレート」から読み込めばいい。

SMTPサーバーの情報を設定する。1分間の送信上限設定などは、利用しているサーバーのものを入力する
差出人名と差出人メールアドレスを指定し、「テキストメールを送信して、次の画面に進む」をクリックする
メールが届けばOK
「アプリのテンプレートをダウンロードする
「kintoneシステム管理」→「アプリテンプレート」→「読み込みをクリックする
ダウンロードしたファイルを指定して、「読み込む」をクリックする
アプリパックがインストールできた
kintoneアプリストアから「あたらしくアプリをつくる」→「テンプレートから作成」をクリックする
インストールしたアプリパックの「アプリを作成」をクリックする
アプリがインストールされた

 インストールが完了したら、「送信履歴アプリ」と「ログアプリ」のURLとAPIトークンを登録する。これは、それぞれのアプリの設定から「APIトークン」を生成してコピーする。その際、「追加権限」を有効にするのを忘れないように。

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