このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

柳谷智宣のkintoneマスターへの道 第38回

提供されたばかりのサービス「kMailer」を紹介

kintoneで管理してる顧客の宛先にメールを一括送信する方法

2018年01月25日 11時00分更新

文● 柳谷智宣

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

添付ファイルの設定

 続いて、添付ファイルの設定を行なう。添付ファイルを付ける場合、ダウンロードできる回数を指定できるというものだ。後で設定できるし、ここは初期設定の「指定なし」のまま進めていいだろう。

インストールしたアプリを開きURLをコピーしたら、設定をクリックする

「APIトークン」をクリックする

「生成する」をクリックし、「レコード追加」にチェックしたら、「保存」する

「送信履歴アプリ」と「ログアプリ」のURLとAPIトークンを入力する

「ダウンロード可能回数」を選択し、「次の画面に進む」をクリックする

すべての項目を入力したら「設定する」をクリックする

メールテンプレートアプリの設定

 続いて、メールテンプレートアプリの設定を行なう。こちらも、アプリURLとAPIトークンを入力すればいいのだが、必要な権限が増えているので注意が必要だ。続いて、宛先管理アプリの情報も入力する。こちらは、閲覧権限でOKだが、アプリは自分で用意する必要がある。すでに利用している顧客管理リストや住所録といったアプリを指定し、宛先となるメールアドレスのフィールドを設定しておこう。

「kMailer」のメイン画面が開くので、「メールセットをつくる」をクリックする

メールテンプレートアプリの設定でAPIトークンを生成する。閲覧、追加、編集、削除のすべてを有効にしておくこと

アプリのURLとAPIトークンを入力する

宛先管理アプリも同様に設定し、メールアドレスフィールドを指定する

 メールセットを作成したら、「メールテンプレートを管理する」をクリックする。続けて「メールテンプレートをつくる」をクリックし、送信メールのひな型を作成する。

 件名と本文には、テキストだけでなくkintoneアプリ内の情報を引用することもできる。たとえば、顧客名を引用して、「○○様、お世話になっております」といった文章を自動入力することもできるのだ。

「メールテンプレートを管理する」をクリック

「メールテンプレートをつくる」をクリック

テンプレートの本文を入力する

JavaScryptファイルをダウンロードする

宛先リストに使うアプリの設定画面から「PC用のJavaScryptファイル」でアップロードする

宛先リストに使うアプリに「メールを作成する」ボタンができた

 これで準備は完了。「メールを作成する」ボタンをクリックすれば、確認画面が開くので「メールを送信する」をクリックすればいい。即メールが送信される。

 個別のメールに、それぞれの宛先が本文や件名に自動入力されており、業務用途にも本格的に利用できそう。価格は月額1万5000円となるが、顧客リストのデータがある程度の量になっているなら、すぐに元が取れるだろう。まずは、無料トライアルを試してみて、その便利さを体感してみよう。

メールの件名や本文を確認したら、「メールを送信する」をクリックする

メールが送信された

送信されたメール。会社名や担当者名が自動入力されている

■関連サイト

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事