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ポタフェス 2017冬 第2回

軽量級200g以下で選ぶ「最新ハイレゾ機」(後編)

ポタフェス展示のハイレゾプレーヤー新モデルをさらに聴き比べ

2017年12月21日 19時00分更新

文● ゴン川野 編集●ASCII

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いち早く4.4mmバランス出力に対応、Acoustic Research「AR-M200」

 Acoustic Researchは海外オーディオメーカーで、直径4.4mm5ピンのバランス端子への対応を表明している。イヤフォンには直径4.4mm端子のリケーブルも用意している。

ボディはアルミ合金で高級感がある

 それに合わせた形で登場したのが「AR-M200」だ。直径4.4mmと直径3.5mmのヘッドフォン端子を装備。DACはAKM「AK4490」となり、アンプのプリ部にOPA2134、パワー部にTAP6120A2をそれぞれ2基搭載する。Bluetooth 4.2でのストリーミング再生に対応、aptXに加え、48kHz/24bitのaptX HDコーデックによる高音質を実現している。

直径4.4mm/3.5mmの出力端子とUSB Type-C端子

 ストレージ容量は32GB、液晶ディスプレーは2.5インチ、連続再生時間は最大約7.5時間、重量120g。実売価格は約5万9000円。バランス接続で聴くと、最新DACを搭載しただけあって、中高域の解像度が高くヌケのいい音だ。高域はウォームで特に女性ボーカルが良かった。中低域には厚みがあり低域は量感重視なので、これで低音不足を感じる人はいないだろう。AK4490と言えばドライでシャープな音のイメージがあるが、AR-M200はその認識を改めさせてくれた。

 タッチパネル非搭載だがインターフェイスは分かりやすくサクサク操作できた。

ハイコスパ高音質の鉄板DAP、FiiO「X3 MKIII」「X5 3rd Gen」

 ハイコスパと、音質の高さでファンの多いFiiOの最新モデル「X3 MarkIII」が遂に出展された。発売はこの冬中とのこと。バーブラウンのPCM5242を2基搭載してバランス出力に対応、PCM 192kHz/24bit、DSD 2.8MHz対応で、USB DAC機能もある。

液晶画面は小さめでホイールを使って操作する

スリムなボディにmicroSDカードスロット搭載

 ローパスフィルターにOPA2140、パワーアンプにOPA1622を使っている。Bluetooth 4.1に対応、液晶ディスプレーは2.31インチで解像度は320×240ドット、microSDカードスロット1基で最大256GB対応、連続再生時間は約10時間、重量126g。価格は未定だが、3万円前後だろうか。バランス接続で聴くと解像度が高くキリッとシャープにフォーカスする音だ。歯切れがよく、ややドライな感じで、ハイレゾ音源を堪能できる。これで3万円ならFiiOの最強入門機である。

 一方「X5 3rd Gen」は実勢価格約4万5000円で発売中。何でも入りのハイコスパモデルでAKM AK4490ENを2基搭載したバランス構成。32bitのPCM音源や5.6MHzのDSD音源に対応する。ローパスフィルターはOPA1642、アンプにはOPA426を採用。aptXにも対応する、連続再生時間は約10時間、32GBのストレージに2基のmicroSDカードスロットを搭載して合計512GBまで追加可能。USBデジタル出力にも対応予定だ、重量186g、カラーは黒、チタン、赤の3色。インターフェイスはAndroid 5.1.1ベース、タッチ操作で、ややもっさりすることもあった。

レッド、ブラック、チタンの3色がある

 もちろんバランス対応なのでバランス接続で聴くと「X3 MKIII」に比べると盛大に低音がでる。量感もたっぷりで、高域はシャープだ。従来のXシリーズの路線に沿った音で、高解像度で硬質でエッジの利いた音が好きな人にオススメ。さらに上級機の「X7 MarkII」までいくと、また音色が変わるのだが、今回は200gオーバーのモデルなので言及は避ける。

画面は3.97インチでタッチパネル対応

左側にはホイールを搭載している

右側に電源ボタンと2基の蓋付きカードスロットが並ぶ

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