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柳谷智宣のkintoneマスターへの道 第31回

会社独自の承認フローをイチからアプリ化する方法

2017年11月30日 11時00分更新

文● 柳谷智宣

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実際に運用してみた

 では、実際に運用してみよう。スタッフが原稿を書き、画像を入れたら「原稿を投稿する」を開いて「実行」をクリックする。すると承認者に通知が行くので、原稿を確認。問題があるようであれば、コメントで指摘し、「差し戻し」を実行する。すると、また作成者に通知が出るので、原稿を修正する。不明点があるなら、コメントでやりとりすればいい。そして「再申請する」を「実行」すると、また承認者のフローになる。OKであれば、「承認済み」を実行して完了だ。

社員が原稿を投稿してみる。まずは+をクリックする

原稿と画像を入力したら「保存」をクリックする

「原稿を投稿する」を開いて「実行」をクリックする

承認者に通知が行くので開くと原稿を確認できる。何かあればコメントを入れればいい

修正してほしいなら「差し戻し」を実行する

社員は疑問点や釈明をコメントでいれ、修正原稿を入力したら「再申請する」を実行する

問題なければ、承認者は「承認済み」を実行すればいい

承認されたので、社員は該当の原稿を投稿できるようになる

 申請と承認が必要な項目それぞれが1レコードとなり、そのコメントにやりとりが残るのでとてもわかりやすい。申請の内容はもちろん自由に設定できる。予算でも休暇でも出張でも企画でも、なんでもいい。曖昧なままごり押ししてるワークフローがあるなら、kintoneのプロセス管理ですっきりさせて業務改善することをオススメする。

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