迷子のスマホを探し出すボタンも搭載
今回のG-STEEL Carbonモデルの特徴を見てみよう。最大の特徴はもちろん、CFRPを加工したベゼルだ。
カーボン独特の繊維の織り目がジワッと目立った控え目なデザインで、全般に黒っぽいカラー配分ではあるが、逆に白い長短2本の針とのコントラストで極めて鮮明。時刻を読み取るスピードが向上することは間違いないだろう。
続いて、G-STEEL周囲のボタンを見てみよう。向かって本体右側、3時位置のひときわ大きなのがリュウズだ。
一段引きと二段引きで異なる機能を提供する。スマホと連携して使うなら、それほど使用頻度は高くはないと思われる。一段引っ張ってデュアルタイム、タイマー、アラームの修正。二段引っ張って現在時刻の修正だ。
そして、その上の2時位置にあるボタンは暗所での文字盤照明となる。4時位置のボタンは連携しているスマホが行方不明の場合に、スマホから任意の音を出させて探し出すためのものだ。
そしてリュウズの反対側にもボタンが2個配置されている。10時位置のボタンは、ほとんどの腕時計に付いているMODEボタン。カレンダー、ストップウオッチ、タイマー、アラームの4つのモードを押すたびに選択できる。
そして8時位置には、スマホと連携するためにBluetoothを起動するConnectボタンがある。Bluetoothはこのボタンを2秒程度長押しすることで起動する。
スマホ連携と言っても、スマホとG-STEELとは常時接続されていないので、アラームやタイマーの設定、デュアルタイムの設定など、必要な時にリンクする仕組みだ。
腕時計側のBluetooth機能はユーザーの指示以外では起動しないので、一般的なスマートウォッチのように待ち受け状況がなく、バッテリー駆動の時間も普通のソーラー腕時計と同じように極めて長い。
インダイヤルは液晶ではなくメカ式
筆者が購入したG-STEELの最初のモデルと異なり、スマートフォンリンク機能を採用したG-STEEL Carbonモデルは、文字盤上に配置された4個のインダイアルのすべてが液晶表示ではなく、メカニカルな回転系による表示方式を採用している。
12時位置のインダイアルの針は、普段は現在の曜日を示し、モード選択時は現在選択しているモード表示を指してユーザーに知らせてくれる。
9時位置のブレードが回転するインダイアル部分は、ブレードの回転位置によってバッテリー残量の表示を行なう。
6時位置のインダイアルとその右上にあるより小さな4番目のインダイアルはペアで見るダイアルだ。大きなダイアルは現在設定している世界のどこかの都市のワールドタイム時刻。そしてより小さなダイアルでその時刻がAMかPMかを表現している。
快適な装着感を与えてくれるベルトの工夫
G-STEEL Carbonモデルでは、ベルトに樹脂系の堅牢なタイプを採用している。この手の商品は、ベルトが新しいうちは、腕に装着しようとした時に真っ直ぐになろうとする反発力が強く、なかなか装着しづらい。
また、使い慣れてくると、今度は経年変化で腕の形状を記憶してしまって全体的に丸く変形してしまう。
G-STEEL Carbonモデルの樹脂製ベルトでは、腕時計本体をはさんだ2本のベルトのヒンジ部分が、普段の180度開いた状況から、腕首への装着時にはポキッと折れる構造を採用している。
この機能によって、普段は机などの表面にベルトを延ばして平置きしておき、装着時には極めて快適な装着性能を発揮してくれる。
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