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VRはコレで決まり!? 背負える小型ゲーミングPC「OMEN X by HP Compact Desktop P1000」

2017年11月03日 10時00分更新

文● 林佑樹 モデル●黒田みこ 編集●ハイサイ比嘉

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派手に動いても予想以上に快適! 驚きのバランス設計が見事

 では、「OMEN X by HP Compact Desktop P1000」を背負うまでの工程と、実際の装着感を見ていこう。背負って遊ぶために必要なものは、付属ハーネスと外付けバッテリーになる。外付けバッテリーは4つ用意されており、背負うときには2個使用、また本体内にもバッテリーを搭載しているため、バッテリー交換時に電源を落とす必要もない。ともあれ、バッテリーが4つあるため、充電待ちに遭遇しにくいのはうれしいところだ。

付属ハーネスとバッテリー。ゲームタイトル次第ではあるが、バッテリー駆動時間は1時間30分ほどを目安にするといい

付属の外付けバッテリー用充電器は2個同時充電可能

 「OMEN X by HP Compact Desktop P1000」本体にハーネスを取り付ける方法はカンタンで、しかも堅牢である。上からスライドさせて接続するだけでよく、取り外しもボタンひとつでOKだ。付属ハーネスもよく考えられており、重量を感じずに済む作りで、しっかりとしたカメラバックを感じさせる仕上がりで好印象。

 以下の写真を見てもわかるが、ショルダーだけでなく、ウェスト部分にもクッションがあり、激しく動いても気になりにくい。またショルダーベルトには、VRゴーグルを一時的にぶら下げておくこともでき、これは自宅でVRを準備するとき、楽に配線作業が行なえるように配慮したとのことだ。

本体も取り付けた状態

 「OMEN X by HP Compact Desktop P1000」を背負って動いてみるとすぐに気が付くのは、とにかく動きやすいことだ。これは、体にピッタリとフィットさせられるハーネスに加えて、肩甲骨付近の可動スペースが多く用意されていることが大きく寄与している。各種ケーブルを気にせずに済む点もインプレッションに影響しているだろう。熱についても、背中と本体間に十分なスペースが用意されており、まったく気にならなかった。

筆者が装着した状態。男性が装着していると、一段と小さく見えるはずだ。背中側のスペースが豊富なので、万一発熱した場合でも安心だ。なお、編集部たんからあらかじめ「スク水はNon!」と釘を刺されていたのでフツーの格好である

腰のバッテリーも真横ではなく、やや後方に位置するため、意外と動きやすい。動きを阻害する要素にならないよう細やかに工夫を施している印象だ

ふと電源ケーブルとHDMIケーブルだけにして、あとはワイヤレスにすればハンガーPC、すなわちクローゼット in PCもいけそうかと、ハンガーにマウントしてみたところ。意外とアリな感じ!?

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