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音声端末「Amazon Echo」が日本上陸、年内にサービス開始

2017年10月03日 09時30分更新

記事提供:通販通信

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アマゾンジャパン合同会社は2日、音声で注文などができる端末「Amazon Echo(エコー)」と、クラウドで音声の指示に対応する音声サービス「Amazon Alexa(アレクサ)」をAmazon.co.jpに対応させ、年内に日本でサービスを開始すると発表した。

音声でショッピングや音楽・動画再生も

 「Amazon Echo」は、音声で音楽・動画の再生、ニュース、ショッピングなどができる音声サービス。遠隔音声認識技術と高感度の7つのマイクにより、部屋中のどこから発声される音声も正確に聞き取ることができるという。サービス開始にあたり、まずは事前に購入を希望するユーザーに招待制で「Echo」を販売する。

 「Amazon Echo」と「Amazon Alexa」は、米国で2014年11月に開始されたサービスで、年々利用者が拡大している。米Amazonでは、AlexaとEchoの開発に注力し、日本でのサービス開始に向けた準備を進めていた。

 また、同社はネット上のサービスとAlexaが連動する「Alexa Skills Kit」(ASK)、電化製品がAlexaの音声で操作できるように連動させる「Alexa Voice Service」(AVS)の2つの技術を、事業者向けに提供し、開発者がAlexaの音声を自社のサービスと連携させるためのサポートを行う。

 ASKは、(株)NTTドコモ、ソフトバンク(株)、日本放送協会(NHK)、東日本旅客鉄道(株)、ヤフー(株)などに提供される予定。AVSは、アンカー・ジャパン(株)、オンキヨー(株)、ハーマンインターナショナル(株)などのハードウェメーカーが、すでにAVSを利用したAlexa対応製品の発売を予定している。

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